こんにちは!最近平日の朝昼は白米、夕食にはさつまいもを食べることが多いコーヤマです!
そんな私がさつまいものあんなところやこんなところを紹介しちゃいたいと思います!w
さつまいものルーツ
いつもならとりあえず栄養成分からですが、さつまいものルーツがちょっと面白かったのでご紹介。
さつまいもは1,600年頃に野国さんという方が中国から沖縄(琉球)に持ち帰ったのが始まりらしいです。当時中国で勉強していた彼は、そこの農村を見学した際にさつまいもを食べさせてもらい、これはいいぞ!ってことで干ばつや台風で苦しむ琉球の民衆のためにこっそり苗を持ち帰ってこっそり栽培して成功し、琉球の王に進言してさつまいも畑を広めていった、とのことです。
当時中国から苗を持ち帰るなんてことは禁止されていたので、バレていたらおそらく極刑でしょう。そんな中でも琉球の民を救いたいという一心でリスクを冒してまで持ち帰って栽培してくれた彼のおかげで今私たちはおいしいサツマイモを食べられるんですね~!
で、それが数年後に鹿児島(当時の薩摩)に渡って、「さつまいも」となったようですよ!実は鹿児島ではなく沖縄から始まったんですね!(さつまいもの前は唐芋とか琉球芋と呼ばれていたらしい)
小咄でした。
では続いて栄養成分です!
さつまいも(生)100gあたりの栄養成分とその効能
とりあえず一覧表にしてみました。
100gあたり炭水化物が33.1gで127kcal。タンパク質脂質はほとんどなく、PFC的にはほぼ純粋な炭水化物です!
食物繊維は2.8gで、水溶性0.9g、不溶性1.9gとバランスよく含まれています!
改めてこの表を見るとミネラルが豊富ですよね~!カルシウム、カリウム、マグネシウム、鉄分もあるのは嬉しいですね。100gあたりでこれなら三食のうち一食の主食をさつまいもにするとかなり包括的にミネラルを摂れそうです。
ビタミンも非常にいい感じです!特筆すべきはβカロテンとビタミンCですかね!抗酸化作用が強いです!このビタミンCは熱に強いのでさつまいもの調理方法との相性がいいですね。
それだけでなく糖質をサポートするビタミンB1、脂質をサポートするB2、さらにビオチンも豊富で、糖質としてエネルギーになるうえにそれを燃やすことを促進できるしまう優秀な食材といえますね!(^^)/
ちなみに、カロリーについては焼き芋にすると100gあたり150~160kcalと増えますが、これは水分が飛んだ結果の「焼き芋」の重量当たりのカロリーなので、100gのさつまいもを焼いたら80gとかになるというだけです。焼き芋の状態で買ってきたもので計算するなら少し注意ですね。
さつまいものここがスゴイ!
①ヤラピン
さつまいもを切ったら出てくる白いヤツ(成分)のことですwコイツの効果は~
・腸の蠕動運動を促す
・便を柔らかくする
というものがあります!しかも加熱しても失われにくい^^
食物繊維と合わせて腸内環境を良くしてくれます!
②ガングリオシド
人間の脳や身体に存在する糖脂質の一種で、ガン細胞の増加を抑制する(ガン予防に効果がある)と言われています!また、抗菌作用、アンチエイジング、認知症の予防にも効果があるとのこと!
③アントシアニン
もはやおなじみでしょうか?抗酸化作用が強いポリフェノールの一種ですね!活性酸素による酸化ストレスを抑えてくれます!ブルーベリーに多く含まれていることで有名ですね!
最近ではブルーベリーパウダー(アントシアニン)で脂質酸化(脂質代謝)や乳酸の発生に効果があるなんて研究結果も出ているとか。有酸素系競技者にとって注目の栄養素です。
また、さつまいもに関してはアントシアニンは皮付近に多く含まれます!皮ごと食べましょう!(^^)/
④GI値が低い(55)
GI値が低い=血糖値が乱高下しにくいということです!ちなみに白米は84、食パンは91、ジャガイモは90です。55というのがどれくらい低いかというとバナナぐらいです。ウホウホw
主食に据えられるような炭水化物源としてはかなり低いです!ただし!焼き芋にするとガッツリ上がります!80~85になります!蒸したり茹でたりした場合は40~50です。血糖値を気にする方は蒸すのがおススメです!(茹でると栄養が水に溶けるため茹でるより蒸す方がいい)
⑤レジスタントスターチ
最近では耳にすることも多くなったのではないでしょうか?スーパー食物繊維とも呼ばれるレジスタントスターチも豊富です!大腸まで届いてくれるエラいヤツですw
これお米の場合は冷ますことで増やすことができるのですが、さつまいもも同様に冷やした方が増えます。冷やすと血糖値も上がりにくくなるので、焼き芋を食べたい場合は冷やし焼き芋にするのがおススメです!それでもトロッとした感じは失われませんし美味しいですよ!キンキンにしすぎて身体を冷やすのには注意ですw
おススメの食べ方
私が最もよくやるのはレンチン法です!単純に時間かかりませんし!w平日の夕食に重宝します!
その方法を紹介しますね!
①端っこを包丁でカット
②水洗いして、濡れたままキッチンペーパーで包む
③ラップで包む
④レンチン
⑤完成w
この方法だと、ねっとりした感じにはならず、ホクホクな感じになります!人によってはパサパサしてるな~と感じるかも。
しかしこのホクホク感には個人的にメリットを感じております!それは~
食べるのに多少時間がかかる!w
どういうことかというと、これやってみるとわかると思うんですけど、飲み込みにくいんですよ。嚥下力が必要です。ホクホクのサツマイモって下に落ちません。大食い大会の食材だったらめちゃくちゃ難しいと思いますwというかちょっと危ないかも
さらに歯応えもそれなりにあります。ということは半強制的に咀嚼が増え、ゆっくり食べることになります!なので身体にいい!!www
あと、味は普通に美味しいですよ!ねっとりしたやーつと比べると少し甘みが抑えられていますが、これはこれで美味しいのです!(^^)/
甘すぎないですし、ゆっくり食べることになるので食欲が増進しすぎず満足感が得られるので減量に向いていると思います!
ついでに、時間があってねっとり感を出したいときに簡単に調理(?)できる炊飯器法も軽く紹介しますねw
①さつまいもを水洗いして、炊飯器に入れて、半分ぐらい水に浸して炊く。終わり!笑
見た目でもわかるかと思いますが、先ほどのレンチン法と比べるとしっとりねっとりしていて、甘みが増しています!めちゃくちゃおいしいです!
おいしすぎるうえに柔らかくてとろけるので一瞬で食べきってしまうのが難点だったり。ほぼスイーツです。正直減量には向いていない気がする。笑
これ玄米モード(60分とか)でゆっくり炊いたり、水を増やすと、よりねっとりしっとりになります。逆に高速モード(20分)で炊くとホクホクあっさりな感じになります。
いや~簡単でいいですねぇ~www
調理が簡単で失敗せず、余計な調味料やトッピングも不要かつ栄養価も高く、単体でめちゃくちゃおいしいスイーツ(?)まで楽しめてしまうさつまいもくんマジ最高!
筋肉食材としても人気
先ほどしれっとなかやまきんに君の動画を登場させましたが、ボディビルダー等の筋トレガチ勢の方々にも大人気です!
理由はもうお話しなくても分かる…というかここまででだいたい記しておりますねw
質の良いトレーニングを行うにも筋肉を合成するにも糖質は必要不可欠ですが、その糖質源としてさつまいもだったり果物だったりというものは非常に適しているんですね~。血糖値も安定させやすいですし、ビタミンミネラル食物繊維も一緒に摂れます。タンパク質脂質がほとんどないので計算しやすく、それらは他の食材から質の良いものを摂ればOKなのです!
いつも勇敢かつ強烈なアタックで皆を魅了する(というか強すぎて困るw)、Marken社アタック部筋肉室次長(執筆時点)のシロしばさんも、
さつまいもが好きすぎて自家製干し芋を作り始めるほどですw
最後に
さつまいもを食べるとオナラが出るとかいいますが、私は特に感じていませんw
普段から腸内環境を意識している人にはほぼ影響ないんじゃないかな?腸内荒れている人が急にたくさん食べると食物繊維やヤラピンにビックリしてブーブーなるんじゃないかな?知らんけどw
最強炭水化物かもしれないさつまいも。
美味しくて栄養価抜群なうえに意外とカロリー控えめで筋肉にも減量にも良いさつまいも。
甘いものへの欲求まで満たせてしまうさつまいも。
さつまいもはいいぞ!!
Rice On !!
※補給食としても優秀なので紹介↓
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