ハロウィンにぴったりなコウモリの翼のピアスです。ワイヤーウィーブで翼の膜を表現しました。
ワイヤーウィーブはバスケット編みを応用した編み方をします。
難しいワイヤーウィーブではないので、今回の解説だけでも大丈夫だと思いますが、あらかじめ過去記事を見て練習しておくと、この作品は簡単に作れます。
ほかには、丸カンの作り方と開閉の仕方が前提知識として必要になるので、分からない人はこちらの過去記事を参考にしてください。
用意するもの
- #20(0.9mm)ワイヤー
- #24(0.55mm)、または#26(0.45mm)ワイヤー
- #30(0.3mm)ワイヤー
- 横穴ドロップビーズ : 6mm×5mm 1個
- ピアスフック
- ラウンドノーズプライヤー(丸ペンチ)
- チェーンノーズプライヤー(ラジオペンチ)
- フラットノーズプライヤー(平ペンチ)
- ニッパー
- 6mmくらいの太さの棒(編み棒など)
- 油性マーカー
- 方眼紙、または手書きの1×1cmの正方形
- プライヤー類についてはこちらの記事を、ワイヤーについてはこちらの記事を参考にしてください。
- ピアスフックは市販の物でもいいし、自分で作ってもいいです。作り方はこちら。
- ドロップビーズは#24か#26ワイヤーを使ってメガネ留めにしておいてください。やり方はこちらの記事の”吊り下げ用メガネ留めのやり方”で解説しています。
作り方
ワイヤーの先を上にして、折り曲げた部分の先端をチェーンノーズプライヤーでつまみます。短い方を手前側にしてください。
短い方のワイヤーを左側へ曲げ、逆U字にします。短い方のワイヤーを右側へ曲げ、逆U字にします。
1cm×1cmのマスの上に横向きに置いて、折り曲げた部分を左から5mmくらいのところに合わせたときに、印部分が左上の角に重なるように形を整えてください。1cm×1cmのマスの上に横向きに置いて、折り曲げた部分を右から5mmくらいのところに合わせたときに、印部分が右上の角に重なるように形を整えてください。
U字部分から20mmの部分で、ラウンドノーズプライヤーを使って裏側に曲げます。
Step. 6
ここからワイヤーウィーブをしていきます。120cmくらいの#30ワイヤーを用意してください。
step1で作った突起の根元に、#30ワイヤーの端を3回ほど巻き付けます。(青でハイライト)
Step. 7
これからワイヤーウィーブで翼の膜を作っていきます。
それぞれの骨の呼び方があると説明がしやすいので、写真一番上の骨から、1,2,3,4と呼びます。
#30ワイヤーを、1の骨に1回巻き付けます。写真と同じ方向に巻いてください。
Step. 13
もう片方の翼を作ります。同じ物を作ればいいのですが、さっきとは逆向きになることだけ気をつけてください。
30cmの#20ワイヤーを7cmのところで曲げたら、step1では左に曲げましたが、今度は右に曲げます。30cmの#20ワイヤーを7cmのところで曲げたら、step1では右に曲げましたが、今度は左に曲げます。
さっきとは翼の向きが逆なので、翼を湾曲させるときに表裏を間違えないよう気をつけてください。
あとはワイヤーの端を処理して丸カンを取り付けたら完成です。
丸カンにイヤーフックを、step12で作った環にはメガネ留めにしたドロップビーズを取り付けてください。