ほんのりと怖い話スレ その96
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87: 本当にあった怖い名無し 2013/09/01(日) 01:10:08.93 ID:P4JHJFSy0
私が大学生だった夏休みに経験した話です
私は大学の3年生の夏休みに24時間営業のガソリンスタンドで深夜アルバイトをしていました。
ここの店は客が自分で給油した後、レシートを持って店内のレジで精算するという形をとっていました。
深夜シフトは2人体制なのですが1人はアルバイトでもう1人はこの店のオーナー夫婦が交代しながらのシフトでした。
このオーナー夫婦の家は店の前の道路を挟んで向かいにあるため夜中はほとんど自宅にいました。
なので実質的に深夜は店にアルバイト1人しかいないことになっていました。
ガソリンスタンドの近くには小高い台地が広がっていて深夜になると走り屋の人たちがそこの台地に車で走りにきます。
そのため深夜にこの店に来る客層もスポーツカーに乗った男性客が1人で来ることが多かったです。
深夜はあまり人が来ないので私は店の中のレジで座りながら大学の論文を書いて過ごしていました。
私は大学の3年生の夏休みに24時間営業のガソリンスタンドで深夜アルバイトをしていました。
ここの店は客が自分で給油した後、レシートを持って店内のレジで精算するという形をとっていました。
深夜シフトは2人体制なのですが1人はアルバイトでもう1人はこの店のオーナー夫婦が交代しながらのシフトでした。
このオーナー夫婦の家は店の前の道路を挟んで向かいにあるため夜中はほとんど自宅にいました。
なので実質的に深夜は店にアルバイト1人しかいないことになっていました。
ガソリンスタンドの近くには小高い台地が広がっていて深夜になると走り屋の人たちがそこの台地に車で走りにきます。
そのため深夜にこの店に来る客層もスポーツカーに乗った男性客が1人で来ることが多かったです。
深夜はあまり人が来ないので私は店の中のレジで座りながら大学の論文を書いて過ごしていました。
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88: 本当にあった怖い名無し 2013/09/01(日) 01:11:11.62 ID:P4JHJFSy0
私がアルバイトをはじめて三週間ぐらいが過ぎたときに一人の男性客がやってきました。
その男性はここの常連で30代ぐらいの細身の人で青いスポーツカーで来ていました。
私がなんとなく給油している男性を店内の窓ガラス越しに見ていると、
男性はふいに自分の首の後ろの付け根部分を左手でさするように掻いていました。
10秒ぐらいして掻くのをやめましたが、給油が終わり精算を済まそうと男性が店内に入って来たときにも
先ほどと同じように男性は自分の首の後ろを掻いていました。
私は男性が蚊にでも刺されたのかなと思いあまり気にとめていませんでした。
次の日もアルバイトをしていて、今度は金髪の20代ぐらいの若い男性が来ていました。
この男性も深夜にこの店に来る常連で、改造した白いスポーツカーに乗りいかにも走り屋という風貌でした。
男性の給油している姿を見ていると、その人も昨日の男性のようにときどき首の後ろを掻いていました。
そのとき私は妙な感覚に襲われました。
言葉で説明するのは難しいのですが変な違和感を感じたのです。
その男性はここの常連で30代ぐらいの細身の人で青いスポーツカーで来ていました。
私がなんとなく給油している男性を店内の窓ガラス越しに見ていると、
男性はふいに自分の首の後ろの付け根部分を左手でさするように掻いていました。
10秒ぐらいして掻くのをやめましたが、給油が終わり精算を済まそうと男性が店内に入って来たときにも
先ほどと同じように男性は自分の首の後ろを掻いていました。
私は男性が蚊にでも刺されたのかなと思いあまり気にとめていませんでした。
次の日もアルバイトをしていて、今度は金髪の20代ぐらいの若い男性が来ていました。
この男性も深夜にこの店に来る常連で、改造した白いスポーツカーに乗りいかにも走り屋という風貌でした。
男性の給油している姿を見ていると、その人も昨日の男性のようにときどき首の後ろを掻いていました。
そのとき私は妙な感覚に襲われました。
言葉で説明するのは難しいのですが変な違和感を感じたのです。
89: 本当にあった怖い名無し 2013/09/01(日) 01:12:16.54 ID:P4JHJFSy0
その事が気になり客が来るたびに客のしぐさを細かに観察するようになりました。
すると自分の首の後ろを掻くような動作をする人は走り屋の男性客に限られている事がわかったのです。
ただ、わかったところで何かあるわけではなくそのまま日々は過ぎていきました。
そして夏休みが終わるまで後1週間となった深夜に恐ろしい体験をすることになりました。
この日の深夜も常連の30代の男性が青いスポーツカーに乗って店に来ていました。
私は論文も書き終わり他にすることが無く、暇を持て余していたので
普段全く見ない店の防犯カメラのモニターをぼんやりと眺めていました。
カメラは各給油機に一台ずつ設置されていて、客が給油機に付いている操作画面に向くと
顔の正面を斜め上から映す形で設置されています。
すると自分の首の後ろを掻くような動作をする人は走り屋の男性客に限られている事がわかったのです。
ただ、わかったところで何かあるわけではなくそのまま日々は過ぎていきました。
そして夏休みが終わるまで後1週間となった深夜に恐ろしい体験をすることになりました。
この日の深夜も常連の30代の男性が青いスポーツカーに乗って店に来ていました。
私は論文も書き終わり他にすることが無く、暇を持て余していたので
普段全く見ない店の防犯カメラのモニターをぼんやりと眺めていました。
カメラは各給油機に一台ずつ設置されていて、客が給油機に付いている操作画面に向くと
顔の正面を斜め上から映す形で設置されています。
90: 本当にあった怖い名無し 2013/09/01(日) 01:13:18.34 ID:P4JHJFSy0
私は男性の写るモニターの映像を見ていたのですが、その時何か違和感を感じたのです。
モニターには男性の正面がみえました。
その右肩の後ろにサッカーボール位の大きさの黒く丸い塊のようなものが映っていました。
よく見るとそれは髪の長い女の顔でした。
女の表情は目が虚ろ、口はだらしなく半開き状態で全く生気を感じないように映っていました。
そして女の顔は常に男性の肩の後ろにべったりと付いていて離れません。
男性にはそれが見えていないのか存在に気づいていないのか淡々と給油機の画面を操作しているようでした。
しばらく様子を見ていると、ふいに女は男性の首の後ろに顔を近づけ、口をすぼめて息を吹きかけるような仕草をしたのです。
すると男性は自分の首の後ろを右手で掻きはじめました。
それを見た女は口を大きく開き、顎を小刻みに震わせケタケタと不気味に笑い出しました。
以前、私が感じていたあの違和感の正体が判明したのです。
それと同時に自分の中に恐怖がわきあがってきました。
モニターには男性の正面がみえました。
その右肩の後ろにサッカーボール位の大きさの黒く丸い塊のようなものが映っていました。
よく見るとそれは髪の長い女の顔でした。
女の表情は目が虚ろ、口はだらしなく半開き状態で全く生気を感じないように映っていました。
そして女の顔は常に男性の肩の後ろにべったりと付いていて離れません。
男性にはそれが見えていないのか存在に気づいていないのか淡々と給油機の画面を操作しているようでした。
しばらく様子を見ていると、ふいに女は男性の首の後ろに顔を近づけ、口をすぼめて息を吹きかけるような仕草をしたのです。
すると男性は自分の首の後ろを右手で掻きはじめました。
それを見た女は口を大きく開き、顎を小刻みに震わせケタケタと不気味に笑い出しました。
以前、私が感じていたあの違和感の正体が判明したのです。
それと同時に自分の中に恐怖がわきあがってきました。
91: 本当にあった怖い名無し 2013/09/01(日) 01:14:32.74 ID:P4JHJFSy0
私はしばらくの間、モニターに釘付けになり身動きかとれませんでした。
店の入り口の自動ドアが開き、客が来たことを知らせるチャイムが鳴った音を聞いて私は我にかえりました。
顔を上げると先ほどの男性が給油の精算をしにこちらに歩いてきたのです。
男性の肩に目を向けたのですが、先ほどのモニターに映っていた女の顔はありません。
あれは自分の見間違いではないかと考えながらレジを打っていました。
しかし私がお釣りをレジから出そうとした時、おもむろに男性が自分の首の後ろを掻きはじめたのです
(いる!いる!目には見えないが男性の肩に女は確実にいる!そして今も無邪気にケタケタと笑っているのだ)
と私は自分の心の中で叫びました。
体中が震え、油汗が額に滲んできました。
そんな私を男性が怪訝そうに見ていましたが何とか済ますことができました。
店の入り口の自動ドアが開き、客が来たことを知らせるチャイムが鳴った音を聞いて私は我にかえりました。
顔を上げると先ほどの男性が給油の精算をしにこちらに歩いてきたのです。
男性の肩に目を向けたのですが、先ほどのモニターに映っていた女の顔はありません。
あれは自分の見間違いではないかと考えながらレジを打っていました。
しかし私がお釣りをレジから出そうとした時、おもむろに男性が自分の首の後ろを掻きはじめたのです
(いる!いる!目には見えないが男性の肩に女は確実にいる!そして今も無邪気にケタケタと笑っているのだ)
と私は自分の心の中で叫びました。
体中が震え、油汗が額に滲んできました。
そんな私を男性が怪訝そうに見ていましたが何とか済ますことができました。
92: 本当にあった怖い名無し 2013/09/01(日) 01:15:38.82 ID:P4JHJFSy0
男性が店を出てからはあの女の不気味な笑顔が頭から離れず、気持ちが落ち着きませんでした。
レジの椅子に座り震えながら朝が来るのを待っている事しかできなかったのです。
防犯カメラのモニターを見ることもありませんでした。
幸いにも交代の時間まで客が来なかったので何事も起こらず朝を迎えることができました。
その後私は残っていたアルバイトをすべて病気を理由に休みました。
以上が私が大学生だった時に遭った恐怖体験でした
レジの椅子に座り震えながら朝が来るのを待っている事しかできなかったのです。
防犯カメラのモニターを見ることもありませんでした。
幸いにも交代の時間まで客が来なかったので何事も起こらず朝を迎えることができました。
その後私は残っていたアルバイトをすべて病気を理由に休みました。
以上が私が大学生だった時に遭った恐怖体験でした
94: 本当にあった怖い名無し 2013/09/01(日) 01:59:12.87 ID:WbVXCYme0
淡々とした文章が薄気味悪さを倍増させていて、怖かったです…(>д<)
95: 本当にあった怖い名無し?PLT(23386) 2013/09/01(日) 03:54:33.16 ID:wxYuFqpUP
確かにこりゃ怖い
- 連休に夫と旅先のホテルで深夜に大揉めに揉めた。発端はホテルに置いてあった目覚まし時計なんだけど…
- 旦那の会社の福利厚生で配偶者の健康診断を受けようとしたら「専業主婦なのに?」と言われてしまった。
- 隣の家族が幸せアピール酷くてムカつく。松ぼっくりやドングリで子供になんか作らせてたりする。
- 子供3人の習い事送迎で本当に休める日が無いので、姑に家事とか育児を手伝いに来てもらうってのは図々しいかな?
- 嫁が祖母が亡くなったからって年賀状を喪中にしようとしてる。数回しか会ったことないのに喪中にする必要ある?
- 何年か通ってる飲食店が一部の常連客とだけ楽しそうに談笑しててモヤモヤ。なんかもう本当に色々と残念。
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- 市の施設でやる無料のクリスマスコンサートがあるんだけど、子どもも一緒に歌っちゃっても微笑ましいって思ってもらえないかな。
- トメがトマト嫌いなせいで料理のレパートリーが狭まるのが地味に不満。食事が楽しくない…
- 高学歴女子たちの会話レベルがあまりにも低くて衝撃を受けた。異性の値踏み話をずっとしている。
- うちの娘は未熟児だった。義母は色んな人に『小さくて小さくて不憫で仕方ないのよ』と言って回っていた。
- ドラマや映画や女性向け漫画などの創作で出てくる「強い女」キャラが昔から何か苦手。
- 同僚が「子どもの見学旅行にリュックが必要なんて聞いてない!」ってキレてた。
コメント
コメント一覧
それはこのサイトに期待してないんだが。
それはそれとして、モニター画面から投稿者に目を合わせてニヤリ、の方がより怖くなったかも。
標準語も喋れない敵も共食いに方針変えろ
モニター画面越しに目があって怖くなり、バイトはすぐに辞めたが、それ以降首に吐息を感じるときがある
って流れかと思った
後の女がですか?
元バイト先の店長にスーパーで偶然会い、そんな話をした。
すると店長はサッと顔が青ざめ取り乱しながら「君にいくはずがない、」とつぶやいた。
そして焦ったように突然どこかに電話をかけだしー
怖くて読みやすかった
でも男性客たちは事故などには遭ってないようだし呪われてる感じじゃないのな
うなじに息吹きかけてキャッキャ喜んでるだけの霊とかただのおちゃめさんやんけ
寺に電話を
つよい
謎の爺さん「お前アレを見たんか!!女と目ぇおうたんか!?」
これが事実だったらそこのガソスタは営業許可取り消しでしょ
話を読む限り、ほぼ確実に有資格者不在の状態で営業してるんだから
て言ってた奴のアパートに遊びに行ったら、足音どころじゃない騒霊現象に遭遇したことある
言われてみればそうだな
れっきとした消防法違反だわ
なんでかぞくちゃんねるのぞいてるの
ガソスタ自体に憑いてる霊で走り屋の男性が好みのタイプとみた
無理矢理肩を持つなら、アメリカの話かもしれねえ
正論スギィ!
報告者が乙四持ちの可能性
まあオカルトネタに突っ込むの自体野暮か
それ(笑)大学生の女の子一人だけで深夜のガソスタのバイトはありえんな
前、ガソスタの深夜バイトの募集見たけど危険物だかの免許は必須になってた
深夜バイトにはもう1人大学生の男の子がいて、その日は休みだった。
よく分からないまま謎の爺さんに目があったかどうかを執拗に確認されて気になったので
彼にも連絡をとってみることにした。
すると連絡先の携帯に出たのは彼の従姉妹を名乗る女性で、実は彼はあの日以来ー
松オカ
Tさん、早よ!
”違和感”を何度も使うな。
ひょっとしてえた(漢字)がNGワードにされたんで敵に変えたの?
負けを認めちゃったのね☆
破ぁ!!
こんな漫画みたいなわかりやすい仕草する?
当時の防犯カメラで顎を小刻みに震わせるとこまで識別できるかな?
この流れ最高
腹壊すがな
盛り上げようとこういう文章にしてんだろうが滑ってるわな
仲睦まじいオーナー夫婦がいるだろがぁ
クソ真面目にこんな話しちゃう奴が
幽霊なんだから
こいつ直接脳に…!みたいなことでは
解像度なんて関係ないのかと
ガソスタで夏休みの短期バイトも無理あるよな
描写が細かすぎると嘘臭くなるしな
標準語の前にまともな日本語喋れるようなれや。
ありがちすぎるわ。
面白い話です聴いてくださいなら、面白かったよで終わるのに。
乙四って普通に学生の内に取らない?そんなに難しくないし
まあウソだろうけど創作としての内容的にもいまいちだわ
日本語使ってよ
何故走り屋とわかったのだろう?
タイトルにつけといて欲しいわ!
走り屋の男性限定+恐ろしい体験みたいな事書いてるから、てっきり実はどこかのチームか何かの人達で何か計画して店員さんの性別見て合図送って、店員さんが女性の時の時間を調べてるのかとか思いながら読んでたのに…(´;ω;`)
幽霊の件読んだ辺りでよくあるそれ来るんじゃないかと身構えてたけど、それが無くてでも見えないけどお客の後ろにいるのは間違いないってところがより不気味で怖かったよ。
もしその展開ならありきたりな話で終わってたかも知れないけど…謎のまま終わってるからこそ、(私は女だけども)いつ自分の身に降り掛かるか分からないあるかも知れない話でゾワゾワ来るんじゃないかな。
それは車見たら分かるだろ
話の流れとしてバイトが男でないと成り立たない展開。
首の後ろをかく人物の共通点を読み返そう。
?
男女のデートや家族旅行で通りかかり
トイレ借りたりガソリン補給したりはふつうにあるでしょ?
田舎なら女がハンドル握るの珍しくない。
信じるか信じないかはあなた次第。
野暮なこと言うな。
それはそれで怖い。
作り話としてもオカルトと生活がらみのあれやこれをワイワイ話すこのまとめとは分けておいてほしいわ>管理人さん
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