2024/09/19(木) 23:00 0 3
千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で「PIST6 Championship」の「9月第3戦」が19日に幕を閉じた。最終日のナイト12Rの決勝で優勝した黒瀬浩太郎に話を聞いた。(アオケイ・宮本記者)
初手の並びは⑤畝木聖ー②荒川仁ー⑥塩崎隼秀ー③安倍大成ー①黒瀬浩太郎ー④伊藤信のコース順からスタート。ペーサーが退避してからスローな展開が続いて牽制し合っている形だったが、残り2周を目掛けて黒瀬がスパート。初手から追った伊藤が追って差し切るかに見えたが黒瀬が振り切り見事優勝を掴み取った。
ーー優勝おめでとうございます。まず優勝したお気持ちをどうぞ。
「とりあえずひと安心ですね。ひと安心、ふた安心。前回、表彰式で絶対に次は優勝しますと言って、プレッシャーをかけてしまいましたからね(苦笑)」
ーーレースを振り返ってみていかがでしょうか?
「みんな動かないだろうなとは思っていたので、行くなら残り2周からかなと。詰まったタイミングで行けました。安倍さんが内に行ったタイミングで詰まった感じですね。畝木さんより後ろは離せたと思うけど、信さんがどこにいるかは分からなかった。最後横に来ていたので、全力で踏み直しました」
ーー今回は富山で優勝して挑んだ開催でしたが、このあとの予定を教えて下さい。
「このあとは月末に新人訓練があって、来月の頭に取手が控えてます。え? その取手って125期の中石湊君と松崎広太さんが一緒なんですか? この間西武園で松崎さんと一緒だったけど、強すぎたんですよね(苦笑)」
ーー1・2班で優勝も何回かして、来期はS級を控えていますが、今後の目標はありますか? レースを見ているとS級で通用する脚があると思っていますが…。
「脚よりはレースのセンスですかね。師匠の吉本哲郎さんからも『流れに乗れていないね』って言われているので(苦笑)。残りの3か月でしっかり場数を踏んでいきたい。S級はこわいけど、コツコツと頑張っていきたいです」
ーーちなみにPIST6のあっせんは?
「来月、やっと師匠と一緒のあっせんなんですよ。凄く嬉しいので楽しみなんです!」