節約術はまず、固定費の削減。。。
大項目の住居費を下げることが重要といわれますが
離婚と同時に20年住んだマンションを売却し、
サイズダウンは一度経験済みです。
あの時は、夜逃げのようなスピード感で壊滅的に物を減らしました。
転居先を検討する時間はまったくなく、
知人の紹介で逃げ込むように越した現在の住居は、
65000円(1K・管理費込・更新料なし)
築10年。鉄骨造。南向き。
バス・トイレ・洗面台別。浴室乾燥機付。
駅、スーパー、コンビニ、郵便局、交番が徒歩3分圏内。
100円ショップと、100Lawsonが5分圏内。
治安とロケーションも良く本当にありがたい環境です。
けれど、熟年離婚した身には
『分不相応』の罪悪感がいつもどこかにあります。
もっと節約しよう、越さなくては!と
物件探しをすると、低家賃の住居もあります。
若い時は、四畳半木造風呂なしアパートに住んだこともあるし
今も出来るはず!と思っていましたが、
一昨年、腓骨を痛め、杖を利用して出勤する経験をして
考えがかわりました。
あの時、横断報道を渡り切れませんでした。
スーパーのレジに並んで待つことも出来ませんでした。
食器を洗う間も、洗濯物を干す間も立っていられませんでした。
仕事はデスクワークですが、帰宅すると、痛みで鳥肌が立ちました。
障害手帳や、障害年金の受給も考えましたが
幸い半年後には7割がた回復することが出来ました。
この時の経験で『不自由さを生きる』ことを思い知りました。
なんとか、仕事を辞めずにいられたのは、今の住環境のお陰です。
もし、最寄り駅が遠く、エレベーターがなく、浴室乾燥機がなかったら、
とうてい、乗り越えることは出来なかったでしょう。
今後、本格的な『老い』を迎えれば住環境の低下は大きな痛手です。
四畳半貧乏暮らしは、若かったからできたのだと思います。
パンデミックによって、おうち時間の充実コンテンツも増えましたし
ネットスーパーのサービスも格段によくなりました。
今後、完全に年金暮らしになった時、老後の人生の大半を過ごすのは自室です。
床の段差がなく、食品や生活用品もストック出来る程度の余裕はあり
眺めが気に入っているこの部屋に出来るだけ居られるように、
健康管理と仕事に励まないといけません。
次に越す時は、サービス付き高齢者住宅かなと思っています。
何年後かわからないけど、その時までに持ち物を半分にしないと。
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