KIEFERS SALON

平林雅芳氏によるトレセンレポート。キーファーズ所有馬の最新情報をお届けします。

●友道康夫厩舎

・ドウデュース
友道厩舎に寄ってみました。前川助手もおりましてドウデュースの近況話を聞いてみました。『2週前ぐらいから15～15を乗り出したと聞いてます。何時ごろ帰ってくるかはまだ聞いてはおりません。天皇賞を使うのでしょう？』と逆に質問をされました。天皇賞秋、ジャパンカップ、有馬記念と行くのではないですかと答えておきましたが、また友道先生に確認をしたいと思って厩舎を引き上げました。

●森秀行厩舎

・ピアシック
・トリプルループ
ピアシックは28日に放牧へ出ました。朝いちばんに厩舎へ寄って黒板を観るとトリプルループが本日入厩と書いてあり、予定表では金曜日に52秒と坂路で時計を出すスケジュールでした。地方交流競馬からのスタートになるはずですがどこへ使う予定なのか、また秋の番組を観るとOPクラスの阪神1200ダートがそうはありません。12月最終週に1鞍ぐらいです。ピアシックの予定がそこらを含めてどうなるのかを森先生にまた聞いておきます。

●池江泰寿厩舎

・キスラー
朝に厩舎へ寄るとまだ馬房内で支度をしておりませんキスラーでした。稽古が始まってひと段落をしたので再び厩舎へ。今度は支度をしていたキスラーがおりました。6時半に小牧加也太騎手が乗って障害稽古とのこと。スタンドにて待ちました。予定時刻に鞍上を乗せて馬場内の置き障害の小さな馬場へ。そこで体をほぐして飛ばしてから、馬場へ出てきて障害コースを飛ばしました。低い飛びながら安定した飛越でスピードが落ちない感じで飛んで行きます。引き上げてきた鞍上に確かめますと、『飛越が無難です。無難なのがいちばんだと思いますよ。前走から出走間隔がなくすぐに使えないので、来週に試験を受けて新潟で使いたいですね。右に張る馬ですので左廻りの方がいいと思えますね』との事です。すぐにでも試験へと行けそうな飛越の上手さ。楽しみな障害入りになるのかと思います。ですので平地ダート戦は無しになりました・・。

●四位洋文厩舎

・ドウアドバンテージ
水曜朝に稽古に乗って忙しくしている四位師に聞いてみました。『ドウアドバンテージ、良く頑張ったと思いますよ。まだまだ緩いですからね。鞍を置く時でもピタッとはならない、もっと肉もついてこないとです。豊さんも悪くはないと言ってましたよ。牧場へ戻して青草をいっぱい食べて、1月半から2ヶ月ぐらい楽をさせて貰ってからでいいんじゃないですか～』との事でした。何とも言えない緒戦でしたが、指揮官としては悪くなかった様です。長い目で見て行きましょうね。

●石橋守厩舎

・ロン
石橋師と話せました。『ロン、チャンピオンズＳに観に行かないとだね。ノドの手術は成功したのだけれど、やっぱり稽古で鳴る様だね。そんな馬はいっぱい居るからね。競馬でもそう影響はない馬も居るしね。脚元の心配もない様だしね。使いだしはやっぱりマイルの方がいいだろうね。前は長い処で良さのある馬だったけれど、前3戦を観ていると2000よりマイルの方が良さそうだからね』との事でした。

●蛯名正義厩舎

・コチョウラン
蛯名正師から電話が入りました。『コチョウラン。函館のウッドで併せ馬でサーッとやりました。札幌までの輸送もありますからね。十分に仕上がっていますのでね。火曜の計量でプラスでしたので体も維持出来ていると思います。今回は牝馬限定戦ですので最低でも電光掲示板、勝ってくれるのが最高です。よろしくお願いいたします』と謙虚ながらも期待がいっぱいの電話でした。

函館ウッドチップ（7月30日）
コチョウラン
70.4～55.3～41.3～14.4　馬なり

函館ウッドチップ（8月2日）
トウキチロー
68.1～52.7～38.5～13.3　馬なり
コチョウラン
69.1～53.7～39.5～13.3　馬なり
外が1秒先行して同入