暗い顔をして「生きていても何もいいことが無いし、しんどい毎日が続くばかり。こんな私には夢も希望も無いんですよ」と語る人がいます。お話を聞いている限りでは正に八方塞がりって感じです。

でもそう語る人の身体全体のエネルギーの動きを見てみると、八歩塞がりの内のいくつかは自ら自分で蓋をして押さえつけて塞いでいるのです。ハートに蓋をしてしまっている人が散見されますが、その多くが日々の生活の中でときめきを感じなくなってしまっている。これってスルーされやすいんだけど本人とっては大きな損失なんです。

しんどい毎日を過ごしているけど夢と希望を持つ人の表情は明るいのです。毎日を辛いと考えることはまずありません。それに対してしんどい毎日が続き夢も希望も無いって人の表情はどうしても暗くなってしまう。無理に笑おうとしてもその笑顔はどこか不自然に見えます。

ときめくことが無くなるのは老化現象だから仕方がないと思う人もいるだろうけど、ハートを閉ざすことが無ければ、何歳になっても若い頃のように普通にときめくことが可能です。そうした人とお話ししていると快適なハートのバイブレーションが伝わって来るのでこちらも楽しくなります。

「ふん!バカらしい・・。そんなつまらないことで私の心がときめくわけないだろ」と思う場面に出くわしたとしましょう。つまらないからハートが反応しないのではなく、ハートを抑え込み閉ざしてしまっているから、ハートが軽やかに反応したりときめいたりすることが出来ないのです。

今自分が八方塞がりの中に居ると感じる人の多くは、不運に見舞われたのかもしれないが、更に自分で自分のエネルギーの流れを塞いでいるケースがほとんどです。その事実に気付いたなら、色んな改善策が考えられるはずです。

先ずは八方塞がりの状態を七方塞がりくらいにまで改善してみましょう。ただそれだけですごく楽になるのが分かります。閉ざしているものを開くだけでも構いません。それも難しいのなら、完全に拒絶していた自分の姿勢を少し緩和してみることくらいならきっと出来るはず。

ときめくことの出来るハートを取り戻し、ハートのあたりに夢や希望が現れたなら後は流れに任せればいい。もう何の心配も無いのです。