流れ㌧切って、30年ほど前の叔母の思い出話。
当時、叔母一家が住んでいたアパートの、他の住人の部屋で、貴金属が盗まれた。
ちょうどそこの住人の奥さんが、冠婚葬祭で使おうと思って、引き出しを開けたらなくなっており、
警察に24したところ、犯行直後だったためか、犯人らしき人物の指紋が採取できた。
実は叔母も、当時手渡しだったボーナスをタンスの引き出しに封筒のまましまっておいたのから、
数万抜き取られていたのだが、「あれ?」と思いつつも、「ダンナが急に入用になって、つかったのかなぁ?」
などと思って、スルーしてしまっていたらしい。
その被害者奥を囲んで、井戸端会議をしていたときに、どうやらほとんどの住人が同じように小金を抜き取られ
たり、普段使いでない貴金属を盗まれる被害にあっていることが判明。
「これ、連続盗難事件なんじゃないの?」
24しようかどうしようか、と会議をしていたところ、一人の奥が、
「あのさ、あんまり人を疑うような事、言いたくないんだけどさ…」
と、この場にいない奥Xとの出来事を話し出した。
ある日、うっかり施錠しないでゴミ出しに行って戻ってくると、勝手にXが上がりこんでおり、
「あ、ごめんw回覧板持ってきたら鍵開いてたから、上がっちゃったw」
と言われた、という事があったらしい。
それを受けて、別の奥も、以前、ベランダから離れた部屋にいたら、ベランダの方で物音がしたので、
様子を見に行くと、やはりXがいて、
「洗濯物飛んでたから、ベランダ伝いに届けに来たのw」
ということがあったと言い出した。
他にも何件かXの不審な行動が目撃されており、叔母達は作戦を立てた。
それはお茶会を開いてXを招き、Xの使った湯飲みを警察に届け出るというもの。
作戦は見事成功し、最初に被害届を出した家から採取できた指紋と一致、Xも一連の犯行を自白。
Xは実刑を喰らった。
……なんだけど、Xには小さい子供がいて、そういう人は、簡単に執行猶予がつくんだって。
Xにも執行猶予が付き、塀の中には行かなかったらしい。
さらに、貴金属類はまだXの手元にあったから、すぐに返還されたんだけど、お金は使っちゃったから、
いわゆる月賦で返ってきたらしい。
その当時は弁護士を立てる、なんてことは一般的でなかったため、相手に連絡先をさらしてなくちゃならなくて、
結構長い間、相手に住所を知られてる状態で、すごく気持ち悪かったそうだ。
執行猶予ついたんだったら
> Xは実刑を喰らった。
はヘン。有罪になった、しとく方が。
乙でした。
もしくは前科がついたかな?
意味はわかったからいいんじゃない?
上がりこまないまでも、鍵開いてたら玄関に入って待つ人はいるかもしれない。
田舎あたりなら、特に。でも、
>「洗濯物飛んでたから、ベランダ伝いに届けに来たのw」
これはさすがにあり得ないし、その言い訳を信じた人ってどうなのよと思ったり。
あまりに呆れて何もいえなかったんだろうけど、ちょっと笑った。
>Xには小さい子供がいて、そういう人は、簡単に執行猶予がつくんだって。
(゜∀゜)じゃキッズもども刑務所に入ってれば良いじゃない!
とか思った俺。日本の法律は甘すぎる。
叔母達は、容疑者Xのつかった湯飲みを、サスペンスドラマのようにハンカチ越しにつかんで
ビニール袋にいれて、近くの交番までもって行ったんだそうだ。
叔母はこの出来事をずっと忘れてたらしいのだが、数年前、整形して逃亡してた頃人犯が、
行きつけのカラオケスナックで指紋をとられて時効直前に逮捕された事件の報道をみて、
「あー、そういや昔、同じ様な事したわー」と思い出したそうな。
なにぶん、30年も前のことなので、子供がいるから執行猶予、てのが今も通用するかは
わからない。
叔母は一応全額返してもらえたのだが、
盗んだお金を返す=反省してる=情状酌量
みたいなパフォーマンスに使われた感じで、そこも気分が悪かった原因のひとつだそうだ。
その泥ママが本当に反省してるかどうか、ちょっとわからない感じだったらしい。
買物依存症とかみたいに何かのビョーキだったりね
しかし、どー考えても、そんな人間が子供を育てるのはヤバイと思うんだがなぁ。
子供はとりあげて施設でみるべきだと思うんだけどな〜
そういや昔、小学校時代に何学年か下の兄弟が、施設行きになってしまったと噂で聞いたが、親が亡くなったとかではなく、どうも犯罪絡みだったよう。
今思えば、ママが何かやらかして塀の向こうに行ったのかな。
「犯罪を犯し、且つ再犯の可能性のある」親はいらないよなぁ…。
そんな親がいい影響を与えるわけがないし、まともに養育出来る可能性は薄い。
>>465のレスをみて思い出したのだが、叔母が「この人ほんとに反省してるのかなぁ?」と思った
理由の一つが、その泥ママが直接謝罪に来たんだけど(それも弁護士に言われたんで来ました、
って感じだったらしいが)、その時に、
「施錠してないドアとか窓を見ると、どうしても中に入りたくなって、盗みを働いてしまうの!
そういうビョーキなの!だから勘弁してください!」
と、泣きながら言い訳された事らしい。
その後、叔母一家も引っ越しちゃったし、その泥ママが最終的にどうなったかはわからないんだけどね。
あの『整形逃亡犯時効直前にタイーホ!』で世間が騒然となってた時(もう5年以上前だっけ?)に、
叔母から聞いた話を、このスレ見つけて思い出し思い出し書いてるので、まどろっこしい書き込みに
なってしまって申し訳ない。用語の間違いを指摘してくれた人もアリガ?。
では名無しに戻ります。
飢えた子どもたちを抱えて町をさすらい、目の前のパンを反射的に盗んで逃走・・・
ってのならうんとうんと情状酌量したい。
ぶっちゃけ、常習ってのは心(脳)の欠陥がモトだから、心底反省させるなんてのは無理。
こういうのは多くが子どもの頃からそう。学校でも近所でも問題児。
『やったら痛い目に遭う』ってのを学習させるのがせいぜい。
周囲の人間は自衛と諦めと報復を心得ましょう。
普通の人:もうしない
おかしい人:次はうまくやる
だから、ムリポ
それなんて、レ・ミゼラブル