駐車保管場所標章シールが剥がれてしまった。再交付と罰則とは。
先日、車から雪降ろしをしていたら、
リアガラスに貼ってあった「駐車保管場所標章シール」が、
剥がれてしまいました。
慌てて拾ってくっつけてみましたが、当然貼りつくわけもありません。
何気なく貼っていたこの駐車保管場所標章シールは、
貼りつけていないとどんな罰則があるのでしょうか?
また、自分のように剥がれてしまった場合、
再交付は可能なのでしょうか?
筆者は実際に警察署で再交付を申請してきました。
今回は駐車保管場所標章シールについてまとめていきます。
駐車保管場所標章シールとは?
駐車保管場所標章シールとは、
自動車の保管場所の確保等に関する法律で、
後部のガラスへの貼り付けが義務づけられています。
道路上に車を駐車したり、
放置したりするのを防止するために導入されています。
車庫証明書と同時に交付される
車を購入するときは必ず、
駐車場所を確保したことを証明する、
「車庫証明書」を取得する必要があります。
この「車庫証明書」を取得したときに、
同時に交付されるのが駐車保管場所標章です。
「車庫証明書」は「車検証」と一緒に保管していますよね。
標章シールの貼り付け位置は?
駐車保管場所標章はシールで貼り付ける仕様になっていて、
リアガラスの確認しやすい場所に貼るように義務づけられています。
特に「ここに貼りなさい」という決まった定めはありません。
ただ、見栄えや視界の妨げにならないように、
リアガラスの左下か右下に貼られるのが一般的ですね。
トラックやトレーラーは?
配送のトラックやトレーラーは、
車体の左側の側面に貼られています。
リアガラスが後面から確認できないためです。
車体の左側の見えやすい場所に貼り付けられています。
シールは剥がれしまうことがある
外側から貼り付けていると剥がれやすい
駐車保管場所標章シールは、
リアガラスの外側から貼りつけている人が多いので、
年月と共に劣化してある日突然に、剥がれしまうことがあります。
長い間、雨や強い日差しにされされているので、
当然に劣化していきます。
筆者も外側のリアガラスから貼り付けていました。
筆者も車に乗っかっていた雪を降ろしていたときに、
シールがポロリと剥がれてしまいました。
筆者の実際の貼り付けていた年月でいうと、
6年ほど貼り付けていましたね。
内側から貼るのがおすすめ
室内の内側から貼っていれば、
ほとんど剝れることはないでしょう。
筆者も剥がれてしまって、再交付してから内側から貼りました。
ただ、シールの残骸でもある、
外側の保護シールをきれいに剥がすのは結構大変でしたね。
リアガラスの内側から貼り付けておくと、剥がれることはないでしょう。
「絶対剝したくない」という人は、内側から貼る付けると良いでしょう。
車を乗り換える際などには、
ディラーや販売店の人に頼めば大抵は綺麗に貼り付けてもらえます。
洗車をこまめに行うほど剥がれやすい?
洗車をマメにしている人は、剥がれやすくなります。
綺麗好きの人で、愛車をまめに洗車している人ほど、
シールが剥がれやすくなってしまうようです。
一応「保護シール」というものが付いていますが、
水分に触れる機会が多いほど、
剥がれやすいリスクが高くなってしまいます。
筆者もわりと洗車は好きで、こまめに洗車しています。
それが災いするとは思いもしませんでしたね。
ただ、シールが剥がれたり紛失したりしても、
「再交付」することができます。
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再交付は可能です
駐車保管場所標章シールを剥がしてしまったり、
紛失してしまった場合でも、
再交付を申請すれば、再度取得することが可能です。
車庫証明書を申請した警察署へ
車庫証明書を申請した警察署に再交付を申請します。
今現在の車の車庫証明書を申請した警察署で再交付の申請を行います。
どこの警察署でも良いわけではありません。
車庫証明書は車検証と一緒に保管してあるはずなので、
よく確認しておきましょう。
再交付の手数料として500円ほど必要になります。
各地域で多少の差がありますが、
ほとんど警察署では500円ほどの手数料がかかります。
筆者が再交付したときは、ちょうど500円でした。
車庫証明書を持参していくとスムーズ
再交付を申請すると、
車庫証明書も新しく申請するよう指示されました。
なので、車庫証明書を持参していくと申請にも時間がかかりません。
特に住所や連絡先の変更がなければ、以前の内容と同じですからね。
筆者は実際に再交付を申請して、
新しい車庫証明書と駐車保管場所標章を同時に再交付されました。
貼っていないと罰則はあるのか?
やっぱり気になるのは、
駐車保管場所標章を貼っていないとどんな罰則があるのでしょうか?
「いつの間にか剥がれしまっていた」なんてこともあり得ますからね。
筆者もたまたま気がついただけですからね。
ずっと気がつかなかいことも実際にあるようですからね。
罰則規定は特に存在していない
特に罰則や罰金が科されることはありません。
駐車保管場所標章に関する罰則の規定がないんですよね。
ただ、義務付けられているので義務違反にはなります。
駐車保管場所標章を貼り付けていないと、
なにかの拍子で警察官から指摘や注意を受けることはあるでしょうね。
実際に貼り付けていない人もいる
罰則や罰金がないからなのか、シールを貼り付けしていない人もいます。
車の見栄えや外観に合わないから、貼り付けるのを拒む人もいるようです。
ただ、車検証と一緒に保管したりして、常に持ち合わせているようです。
万が一指摘を受けたとき、保管していないと言い訳もできませんからね。
なんにせよ、義務は義務なので貼り付けしておくことが大事ですね。
貼り付けてもそんなに車の見栄えや外観が変わるものではないと思いますが。
要はマナーやルールを守る気持ちの問題でしょうね。
駐車保管場所標章のまとめと筆者の感想
「消耗品」という認識を持つこと
実際に駐車保管場所標章シールが剥がれてしまったときは、
かなり慌ててしまいました。
たまたま気がついただけ運が良かったのですが。
「いつの間にかなくなってしまった」なんてよくあることらしいです。
筆者の時もポロっと剥がれてましいましたからね。
雨風などを長い年月受けていれば、
自然と消耗してしまうものです。
あくまでも自己責任で
剥がれたりなくなってしまっても、再交付しない人もいます。
また、最初から貼らない人もいたりします。
あくまでも自己責任で判断はされているんでしょうけどね。
でも痛くない腹をさぐられるのは、
良い気分ではないですよね?
車を運転するときは、気分良く快適に運転したいですからね。
誰に負い目を感じることなく、楽しく運転したいですよね。
「みんなも貼ってないから。」的な考えで筆者は運転したくないです。
常に安全で快適に車を運転するには、ルールやマナーはとても大事です。
少しでも参考になれたら嬉しく思います。
今回はこの辺で。ここまでお読みくださり、本当にありがとうございます。
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