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こまどり日記

源氏物語 -若紫の巻きー

2009/12/04(金) 雪はないが 空気が冷たい

源氏物語 -若紫の巻きー
きょうは ひと月に一度の ゴウバラ源氏。
源氏物語 -若紫の巻きー_c0123031_194748100.jpg
光源氏18歳の春。
北山で10歳の美少女に出逢う。
若紫と呼ばれる彼女こそ 後の妻になる 紫の上である。
恋しい藤壺の身代わりに理想的な女性に育てようと考えるのだった。
源氏は この若紫を じぶんの理想の女性に育てていく。

この膨大な物語には おおくの伏線がある。
身代わりの女性が登場するが、
果たして女性は男を愛しているのだろうか、は謎である。
”愛とはなにか”は源氏物語の謎のひとつだそうだ。

物語には描かれていない この時代の背景などもまじえての話はおもしろい
この作品のなかには 多くの人の 病気がたくさん出てくる。
眼病、心の病、頭痛、いまふうにいえば ストレスだが病気はストレスからくるということを作者の紫式部は感じていたのだろう。

源氏も瘧(おこり)というマラリヤのような熱病にかかり北山に加持祈祷にきていたのだから。
また、10歳の若紫の子供の描写が いきいきと描かれている。
作者の紫式部の実生活でも 堅子という10歳の女の子がいたからだろう。
また、平安時代の男はよく泣いたそうだ、それも号泣。
Commented by フラダン at 2009-12-06 08:31 x
郷原さんの源氏ホントに面白いね!お話にメリハリがありそれにとっても判り易くて、、
あの時代の上流階級の男性は、想いを寄せた女(ひと)を何が何でも手に入れる
努力をするのね、自分が好きな相手だったら羨ましい様な、嫌いな相手だったら
まるで、犯罪ですね、でも何時の時代でも、心だけは奪えないわね、、、、
Commented by komadori2s at 2009-12-06 18:19
ふらだんさん、う~ん、ほんとほんと 男性たちは暇だったのかしら。
でも、ストレスで うつ病もあったというしねー、今と変わらないみたいだし~。
そうそう、何万年たっても 男女の愛だけは かわらないのだ~。
by komadori2s | 2009-12-04 19:29 | 読書 | Comments(2)
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