史上最強のネバネバ蕎麦。(2106再訪)──「本むら庵 荻窪本店」
2021年 06月 23日
納豆や昆布、オクラや山芋などのネバネバ食材が「身体に良い」というのはよく聞く話だが
「どうして身体に良いの?」と聞かれると答えに詰まってしまう。
オクラや山芋などに含まれるネバネバ成分は、胃腸を保護するだけでなく、タンパク質の
分解を促す働きがあるのだそうだ。また、整腸作用もあるので便秘がちな人にも良いらしい。
また、これらのネバネバ成分は保水性に優れ、細胞をみずみずしく保つことで、
肌の老化対策にも役立つのだそうだ。
この日は所用で出かけていたついでに「本むら庵」さん@荻窪に寄り道。。。
念願の「アカモクそば」(1,350円)をいただいてみることにした。
「アカモク」とは、ワカメやメカブ、コンブなどと同じ海藻の一つで、
「ギバサ」(秋田)、「ギンバソウ」(山形)、「ナガモ」(新潟県)などと呼ばれ
昔から保存食として食べられていた食材なのだそうだ。
近年、ミネラルや食物繊維、ポリフェノール等を豊富に含んでいることが解明され、
健康食品として注目されているらしい。
特に、「フコイダン」にはガン抑制効果があるとも言われ、医学界でも研究が進んでいるらしい。
人生初の「アカモク」に加え、ウズラの卵を落とした山芋とオクラ、その下には蕎麦という
「史上最強のネバネバ蕎麦」、それがこの「アカモクそば」の正体らしい。
この、黒い海藻然としたネバネバ食材が「アカモク」らしい。
別添えのツユ(あまり入れすぎると辛くなりすぎるので注意!)を加え、山葵をトッピングして
混ぜ混ぜ。。。すでに「ネバネバ加減」がものすごい(汗)。
「とろろ蕎麦」をいただくときよりも、「ネバネバ度」がバージョンアップしている(笑)。
まぁ、「とろろ×おくら×アカモク」と「ネバネバの3乗」ということを考えると当然だろう。
いただいてみると、若干、「とろろ蕎麦」に近い味わいもあるが、「アカモク」の海藻っぽさと、
オクラの野菜くささ、薬味の葱と山葵がそれぞれにうまく合わさって、不思議な食感
ではあるのだけれど美味しい。
「こんなネバネバな食材、食べたことないし!」と思いながら、ズルズルと食べ進む(笑)。
ネバネバの食材の合間に蕎麦が見え隠れしている・・・というような雰囲気で
蕎麦をいただいているというよりも、ネバネバ食材と格闘しているというような印象。。。
それでいて、結構、食べ応え感はある。
お蕎麦をほとんど食べ終え、、器に残ったツユ(もちろんネバネバしている!)を
レンゲですくっていただくという不思議な情景(笑)。
「アカモクそば」、初めていただいたが、たしかに夏バテで食欲のない時はもちろん、
それ以外の時にも「スルスルっ!」と滑らかに食べられるのがよろしいかもしれない。
おまけにネバネバの身体に良い食材ばかり使っているし、一石二鳥だ。
季節限定商品らしいが、また食べに行っても良いかな。
夏らしいアイデアメニュー、私はすっかり気に入ってしまった。
すっかり満腹となってデザートにはまた行き着かなかった(汗)。
目の前には高そうな盆栽が。。。
ごちそうさまでした☆
ちなみに、ネバネバの代表選手、納豆にも納豆菌による整腸作用や免疫力アップの働きの他、
血栓予防や感染症・アレルギー予防、解毒・抗菌作用があり、まさに良いことづくめの食材
なのだそうだ。
※前回訪問時の紹介記事は
●本むら庵 荻窪本店 (ほんむらあん)
東京都杉並区上荻2-7-11
03-3390-0325
11:00~21:30(L.O.21:00)
火曜休(祝日の場合は翌日)
予約可
日曜・祝日の午後4時より前のご予約は「特別献立 @\5,900円」ご予約のお客様に限らせていただきます。
火曜日(祝日の場合は翌日)
80席(フロアー14卓、座敷8卓。座敷も椅子席です)
店の左右に専用駐車場有(約30台)
http://www.honmura-an.com/
1924年12月1日オープン
by forestkoro1015
| 2021-06-23 18:28
| グルメ・都内・日本料理
|
Trackback
|
Comments(0)