レトロな新型「“アメ車風”SUV」がスゴい! 旧車デザイン×赤黒ボディがめちゃカッコいい! 特別すぎる「バディMJ」どんなモデル?
光岡初のSUVとしてラインナップされたのが「バディ」です。アメ車風のユニークなデザインを持つ同車ですが、20台限定の特別仕様車が登場しました。どのようなモデルなのでしょうか。
「バディ」の特別仕様車がめちゃカッコいい!
個性的なクルマをラインナップすることで知られている光岡自動車(以下、光岡)は、既存の車両をベースとし、ユニークな架装を施したモデルを手作業で作り上げています。
そんな光岡初にして唯一のSUVが、2020年11月に登場した「バディ」です。
同車のベースはトヨタ「RAV4」ですが、内外装を大幅に変更。1980年代のアメリカ車をモチーフとしたデザインを特徴としており、縦目2灯の角型ヘッドライトや大型のメッキフロントグリルなど、大胆なフロントフェイスが話題となりました。
パワーユニットは、2リッターガソリンエンジンおよび2.5リッターハイブリッドを搭載し、駆動方式はFF(前輪駆動)と4WD(四輪駆動)が用意されます。
この“アメリカンヴィンテージ”のコンセプトがユーザーから高く評価され、2年で累計1000台の受注を達成するなど大ヒットとなったバディですが、2024年1月に特別仕様車「バディ MJ style(エムジェイスタイル)」が発表されました。
MJスタイルは内外装に新たな装いを採用。バディの新たな個性を表現しています。
ボディカラーを高級感のある「ブラックマイカ」を基調に、ルーフを鮮やかな「スリラーレッド」で塗り分けた精悍な2トーンカラーを採用。インテリアもレッドのレザーシートとトリムセットを装備し、刺激的な車内空間を実現しました。
左右のドアには専用エンブレム、リアにはブラックの七宝焼きエンブレムが装着され、特別感を演出します。
また、アルミホイールはホワイト塗装が施されたディーン クロスカントリー、タイヤはBFグッドリッジのトレイルテレーンタイヤ(ホワイトレター)が装着され、足元からもクラシカルな雰囲気を感じることができます。
エンジンは2リッターガソリンのみとし、駆動方式はFFと4WDが選択可能です。
新型バディ MJスタイルの価格(消費税込)は、FFが678万円、4WDモデルが697万5800円。FFは15台、4WDは5台という、ごく少数の限定販売となっています。
生産時期は、標準仕様車全数出荷後の2024年末頃を予定しているといいます。
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「MJスタイル」という車名や、ルーフカラーの「スリラーレッド」など、「キング・オブ・ポップ」と称される、マイケル・ジャクソンを想起させるバディの僕別仕様車ですが、光岡の販売店スタッフいわく「車名の由来はご想像におまかせします」とのこと。
ネット上では、「カッコよすぎる!」「これは光岡にしか作れないクルマだ!」など、デザインの良さを評価する声が多く寄せられています。
ツートンは車の形にあまり似合わないような気がする。
単色の方がアメ車っぽくていい。とくに薄いブルーが。