京都市「みやはた鍼灸整骨院」スタッフブログ

みやはた鍼灸整骨院は、京都市内で1999年に開院した外反母趾治療・陸上スポーツ障害治療が得意の鍼灸接骨院。みやはた鍼灸整骨院公式スタッフブログでは、スタッフの日常や気付き、発見、想いを綴っています。

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 真の坐骨神経痛と偽の坐骨神経痛

皆様、こんにちは。

みやはた鍼灸整骨院の宮畑です。

 

今回は、皆様も普段からよく耳にする「坐骨神経痛」に関して以下の項目について書かせていただきます。

・坐骨神経痛とは

・坐骨神経痛と言われたけど、、、

・坐骨神経痛を起こす原因疾患

・真の坐骨神経痛とは

・真の坐骨神経痛の症状とは

・坐骨神経痛の手術適応について

・偽の坐骨神経痛とは

・偽の坐骨神経痛の症状とは

・偽の坐骨神経痛の原因

・偽の坐骨神経痛の治療法

 

・坐骨神経痛とは

腰椎(ようつい)から出た坐骨神経は、お尻を通り大腿後面を下がり、ふくらはぎを通り足に分布します。この神経の通り道が痛むものが「坐骨神経痛」です。

・坐骨神経痛と言われたけど、、、

坐骨神経痛とは病名ではなく、「腹痛」と同じ症状名です。

腹痛にもいろいろな原因があるように、坐骨神経痛にもいろいろな原因があります。

 

・坐骨神経痛を起こす原因疾患

坐骨神経痛を起こす原因疾患については、神経が障害されている場所で大別すると以下の2つに分けられます。

①腰椎部分で神経が障害され坐骨神経痛を起こす疾患
腰椎椎間板ヘルニア、腰椎すべり症、腰部脊柱管狭窄症、変形性腰椎症、側弯症、腰椎分離症、仙腸関節炎、脊椎炎、脊椎カリエス、腫瘍、圧迫骨折 etc. 

 

②坐骨神経の通り道である殿部で神経が圧迫を受け、坐骨神経痛を起こす疾患
梨状筋症候群 etc.

 

③その他の疾患

アルコールなどの中毒性疾患、糖尿病、帯状疱疹、子宮内膜症、下肢動脈閉塞、etc. 

 

上記以外にも坐骨神経痛を起こす疾患は多種多様です。

 

・真の坐骨神経痛とは

真の坐骨神経痛とは、腰部や臀部などで神経が障害されて症状がでているものです。

これは、レントゲンやMRI、ブロック注射などで障害部位が特定されることが大半です。

 

・真の坐骨神経痛の症状とは

神経が障害されると「知覚異常」「しびれ」「筋力低下」「反射の異常」などが出てきます。

 

知覚異常

神経が障害されると、その神経の支配領域の知覚(触った感じ)が低下(感じにくくなる)します。

しびれ                                    しびれという言葉は、人によって使い方が異なります。ここで言うしびれとは正座をした後のような感覚のことです。電気が走る状態もしびれです。

筋力低下                                   脳からの信号が神経を通して筋肉に伝えられます。この神経が障害されると筋に「動け」という指令を出しても、筋が十分に働かず筋力低下が起こります。

反射の異常                                  膝や足を三角のゴムが付いた打腱器で叩くと膝が「ビクッと」動く検査です。神経の働きが悪い場合にこの反射が低下します。

 

神経の検査(深部腱反射)
上記の症状が当てはまる方は、神経が腰やお尻等で障害を受けている真の坐骨神経痛といえます。
 
・坐骨神経痛の手術適応について
以下のような場合は、手術を勧められる場合が多いので、ご自身で対処せず、早めに医療機関を受診されることをお勧めいたします。
①足のしびれ(腰の痛み)が長期間続き、日常生活に重度の支障をきたす場合
②足の筋肉の萎縮が重度に認められる、また急速に進行して行く場合
③会陰部・肛門部にしびれが起こったり、尿失禁等の膀胱直腸障害が起こっている場合
 
・偽の坐骨神経痛とは

偽の坐骨神経痛なんてあるの?

と思われた方、、、

実は真の坐骨神経痛(神経が障害されて発症)よりも、偽の坐骨神経痛を訴えられる方の方が多いのが現状です。

明らかな神経障害(神経症状)がないにもかかわらず、坐骨神経痛様の症状が生じるものを偽の坐骨神経痛と定義しております。

 

・偽の坐骨神経痛の症状とは

「知覚異常」「しびれ」「筋力低下」「反射の異常」などのような神経症状が無く、殿部から下肢が重だるく痛むといったものです。

 

・偽の坐骨神経痛の原因

主に臀部の筋肉のトリガーポイントが原因となっています。

殿部の筋にトリガーポイントが形成されると、その痛みを脳は足が痛いと認識してしまい、足に関連痛を感じるようになり、坐骨神経痛様の症状が発現します。

トリガーポイント

 

・偽の坐骨神経痛の治療法

偽の坐骨神経痛(坐骨神経痛様の症状)には、臀部や下腿のトリガーポイントが関係しています。

具体的には「小殿筋、中臀筋、梨状筋、小外旋筋群、大腿方形筋、大腿筋膜張筋、腸脛靭帯、前脛骨筋、長母趾伸筋、長趾伸筋、腓骨筋」などのトリガーポイントが発痛している場合が多く、この筋肉に対してトリガーポイントマッサージ、トリガーポイント鍼治療を行って行くことで症状が改善します。

中殿筋、小殿筋、梨状筋

臀部のトリガーポイント

当院では、トリガーポイントの権威である「黒岩 恭一」教授から直接指導を受けたスタッフが治療を担当いたします。

坐骨神経痛でお悩みの方は、ぜひご相談下さい。

 

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