皆様、こんにちは。
みやはた鍼灸整骨院の宮畑です。
前回のブログでもお伝えしておりましたが、
GWに8㎞走ってから膝の調子が悪くMRIを撮ったところ「半月板損傷(水平断裂)」、「骨挫傷」の診断を受けました。
ドクターにOPEを勧められ、先日京大病院を受診してきました。
京大病院で、追加の下肢全体のレントゲン撮影を行いました。
その結果、FTA(大腿脛骨外側角:下の図の赤線部分の角度)が182°でした。
外側の角度が182°ということは軽度内反(O脚)になっているということです。
※正常値は176~178°といわれており、軽度外反(X脚)しています。
半月板とは、大腿骨(太ももの骨)と脛骨(すねの骨)の間に在って、ショックを吸収したり、関節の動きをスムーズにするような働きがあります。
軽度O脚ということは、内側の半月板に負担が掛かってしまうということです。
O脚の状態がそのままだと内側の半月板に負担が掛かり、再受傷する可能性があります。
また、内側半月板後節(半月板の後ろ側)の損傷のため、OPEをするには内側側副靭帯(膝の内側の靭帯)を緩めてスペースを作ることになり、半月板には良いことをするが、内側側副靭帯には悪いことをするようなOPEになることが多いです。
半月板由来の痛みもあると思われるが、骨挫傷由来の痛みもあると思われるとのことで、結局経過観察を行うことになりました。
柔道整復師であるとお伝えすると、インソールや物理療法も是非行って下さいと言っていただいたので、
毎日自分で
・電気治療
・ハイボルト
・SLR、R‐SLR、HIP ABDUCTION、内転ボールなどの筋トレ
・ハムストリング、膝窩、下腿後面、大腿前面のセルフマッサージ
を行っております。
・インソールも作成しました。
現在、最も痛かった時の痛みを10とすると3くらいまで回復してきています。
まだ走ることは出来ないですが、根気よくリハビリを続けていきます。
また、経過をご報告させていただきます。
今回、京大病院を初めて受診したのですが、非常に丁寧に診察して下さいました。また、看護師さんも笑顔で「お大事に」と声を掛けて下さいました。
笑顔で心のこもった接遇を行う大切さを、身をもって体験したので、明日からの診療に生かしていきます。