9/1〜9/4で台湾に行ってきました!
英語圏の旅行ばかりしている自分にとってかなり衝撃的なところや、面白いところがあったのでまとめていきたいと思います!
※一つの記事にするにはちょっと盛りだくさんすぎるので、全体で3つの記事に分割してます。
前半では全体の流れと1,2日目、後半では3,4日目+ホテルや旅のTipsを中心に記載します。
故宮博物院は記載が増えるので別の記事に記載します。
⭐︎後半はこちら
⭐︎故宮博物院はこちら(未掲載)
目次
旅の概要
今回の旅行は以下のスケジュールを予定していました。
航空券とホテルの予約はJTBのツアーを利用しました。
2日目:散策(迪化街、霞海城隍廟、行天宮)、台湾料理 、故宮博物院、北京ダック
3日目:散策(十份、九份)、夜市
4日目:お土産調達、帰国
1日目
出発
飛行機は朝8:55のJAL097便 羽田空港発 松山空港行きに乗って12時くらいには台湾に到着しているはずでしたが、前日0:33に出発が2時間遅れる連絡が。
当日になり予定より少し遅めに空港に向かいチェックインしたところ、2時間の遅延に対して1,500円分の回るクーポンが搭乗券と一緒に出てきました。
このクーポンは使えるところが限られているようで、JAL097便に乗る予定の人はほぼ同じ店に吸い込まれていました。
チェックインを終えた後に散歩がてら羽田空港第3ターミナルの5階にある滑走路が見られるデッキに行くと、すぐ目の前の駐機場所に乗る予定の飛行機がいました。ただ何やら飛行機の前輪部分に人だかりができており、「たぶん車輪故障で遅延したんだねー」などと話していました。
そんなこんなで時間を潰し、いよいよ保安検査場と出国審査も通過して免税品を書いつつ、搭乗口付近で待機するも、一向に搭乗開始の連絡が来ません。いよいよ遅延後の出発時刻になったところで、さらに機材変更による遅延を知らせるアナウンスが出ました。再遅延後の出発予定時刻は16:20(ただし確定ではなく推定)、ミールクーポンをもう一度配布との連絡がありました。
この1500円分を母と私はお寿司に、父はバーガーにしていました。完全な余談ですが、このお寿司はおいしいとは言い難かったので避けるのが吉です。
このあとは更に3時間ほど時間を潰す必要があり、人生で初めてクレジットカードで利用できる空港内ラウンジを利用しました。お茶やジュースなどソフトドリンクが飲み放題でWi-Fiも無料、コンセントがあってとてもよかったです。椅子もふかふかでお手洗いも綺麗で、次から積極的に利用したいですね。ゴールドのパパカード※を利用してのラウンジ利用だったので、持っててよかったパパカードでした!
※パパカードとは、父親の家族カードで名義は自分であるが引き落とし先が父親の口座となっているクレジットカードのこと
16:00頃になり、改めて搭乗ゲート近くに行くと今度はちゃんと飛行機の準備が整えられている様子でした。しばらく待った後に搭乗手続きが開始され、16:45に5時間50分遅れでの出発となりました。
9月の羽田発台湾行の機内食は資生堂パーラー監修メニューめちゃめちゃおいしかったです。
JALでは事前に機内食を検索することができるのでメニューは事前に知っていたのですが、遅延すると機内食がなくなることがあるという情報を見かけて、食べられなかったらどうしようとしょぼしょぼしてたので嬉しかったです。
台湾到着
1日目だというのに尋常でない疲れと共に約6時間の遅れで台湾に到着しました。意外と荷物が出てくるのが遅く、飛行機を降りてから入国するまでも時間がかかりました。
空港からホテルへはツアーに付属していた送迎で送ってもらいました。
松山空港の到着ロビーを出ると様々なカウンターがありますが、看板の主張は控えめで人が多くマップがほとんど無いため、寄りたい場所がある場合は事前に確認しておくのをオススメします。
夕食
飛行機が着陸した頃はまだ空が明るかったのですが、ホテルに着く頃にはすっかり真っ暗でした。時間は19時になっており、朝ごはん、昼ごはん、機内食と3食既に取ったお腹にすぐ夕食を詰め込む必要に迫られていました。
前述の通りすでに疲れ果てていたため、近場で適当にということで旅行会社からサービスとして配られていたミールクーポンの対象店舗である金品茶樓に行きました。金品茶樓はホテルから徒歩5分くらいの場所にあり非常に近かったたことに加え、有名店の1つということを空港お迎えアテンドのスタッフから聞いたため行きました。
メニューは以下の5品です。
- 5種の小籠包(ノーマル、抹茶、キムチ、麻辣、カレー)
- 酸辣湯
- 青菜の炒め
- 角煮まん
- 桜エビの炒飯
台湾に到着したてて疲れ果てていた体にとっておいしく、比較的中華街で食べたことある味に近かったので、気持ちが落ち着くひとときでした。
実際に利用したミールクーポンの詳細はこちら
このあとはコンビニで悠遊卡を調達するなどしつつホテルに戻り1日目が終了しました。
2日目
2日目は1日目に行く予定だったところを一部詰め込みつつ、故宮博物館を目指すスケジュールでした。
西門(西門紅楼)
2日目は地下鉄で西門駅まで移動しスタートしました。
旅行ガイドによく載っている台湾の原宿的なポジションの街です。
西門で有名なのは西門紅楼という建物になります。西門紅楼は台湾が日本統治下にある時代に日本人建築家によって設計、建築された赤いレンガ造の建物で、現在は日本の赤レンガ倉庫同様に商業施設として利用されています。
前日に飛行機が飛ばなかった影響で休館日の月曜に行くことになったため、内部の様子は見られませんでした。
龍山寺
西門から歩いて台湾の住宅街を見つつ、龍山寺まで移動しました。
台湾で最も古いお寺の一つです。
非常に多くの金の貼られた仏像が本殿に並んでおり、近づいてみることはできないですが日本お寺との違いを実感できます。
行った日はちょうどお祭りの日だったらしく、境内に所狭しとお供物や奉納品が並んでいました。
本殿の門の手前には昔奉納された人工の滝があり、面白いです。
反対側には噴水があり、色々と奉納の仕方も日本と違うことがわかる風景でした。
迪化街
龍山寺の後は地下鉄に乗って雙連駅に行き、迪化街散策へ行きました。
迪化街は主に乾物系の問屋街となっており、普段スーパーで見かけるような調味料、香辛料、食材の他に燕の巣やもはやどう調理していいか知らないアイテムまで、さまざまなものが売られています。
日本の検疫は海外からの動植物の持ち込みを状態によらずほとんど禁止しているため現地で消費できる程度でしか購入することができません。なので、見て楽しむことがメインになります。
奥の方へ行くと数店舗ほど漁師網バッグという台湾で有名なナイロン製のバッグを購入できるところがあります。こちらのお店は漁師網バッグの他に様々なものを編んで作られたバッグや籠を売っています。木製のスプーンや調理道具もありました。若干高かったですが、お土産にと買っている人も多かったです。
また、途中にドリンクショップがありますが、あんまりおいしくなかったです……(写真撮り忘れました)
ここではまさかの緑と黄色のネコのトラックを発見し、うーん日本と変わらない……と思わされました。
霞海城隍廟
縁結びの神様が祀られているという場所でした。
場所は迪化街の真ん中あたりにあり、そこそこ人で賑わっていました。
外の壁にお参りの仕方が日本語で解説されており、ステップが10個くらいある覚えきれないほど複雑な参拝方法でした。
お昼
お昼は台湾料理をということで、龍鮑翅というお店に行きました。
フカヒレスープなどが食べられるお店ですが、他のフカヒレスープ提供店と比べて比較的リーズナブルです。
日本ではフカヒレスープのフカヒレの種類を選べないお店が大半ですが、ここでは背鰭か胸鰭か鰭の種類を選ぶことができます。また、ナマコ料理も提供されていたので、フカヒレスープ、伊勢海老のなんか、ナマコの醤油煮の3種を楽しみました。
行天宮
台湾で一番有名と思われる関帝廟です。
お昼を食べた場所の近くにあったため寄りました。
こちらでも行った日はお祭りの日だったようで、お供え物を携え参拝される人が多かったです。
空いているタイミングであれば係の方がお参りの方法を丁寧に教えてくださるそうです。
こちらも丹塗りの建物で非常に鮮やかで面白かったです。
故宮博物院
ここからは2日目のメインである故宮博物院に地下鉄で一気に移動していきました。
博物院最寄り駅である士林からはバスかタクシーで向かいますが、当日は時間がなかったためタクシーで向かいました。タクシー代はだいたい200元以内です。
通常の開館日カレンダーでは月曜が定期休館日となっていますが、この日は祝日だった影響で特別開館日になっていました。
故宮博物院の展示などに関する話はこちら(未掲載)
饒河街観光夜市
この時点で食べまくりで消化が間に合っておらず、非常に胃がしんどい状況に陥っていたため、この日の夕食は予定を変更して夜市へと向かいました。
饒河街観光夜市では狙っていた屋台がいくつかあったのですが、うち一つが当日は出店していなかったようで食べられませんでした。
お腹がすでにいっぱいだったので、狙っていた屋台の一つである胡椒餅を食べ、フルーツを売る屋台で気になったフルーツを調達して帰るにとどまってしまいましたが、台湾の空気を味わえる場所の一つで非常に面白かったです。
饒河街観光夜市の近くには松山慈祐宮という媽祖廟があります。
こちらは夜になるとライトアップすることで有名な場所となっており、饒河街観光夜市に行く際にはおすすめな場所です。
また、饒河街観光夜市の最寄り駅である松山駅の駅前広場には日本の愛媛県松山市から送られた道後温泉近くにある物にそっくりなからくり時計があります。
唐突に道後温泉を感じる雰囲気で少しシュールでした。
ホテルに戻った後
夜市からはそのままホテルへ戻り、夜市でゲットしたフルーツを食べました。夜市で買ったフルーツは釈迦頭(バンレイシ)というもので、日本では見かけることのできないフルーツです。
釈迦頭は見た目が螺髪のあるお釈迦さまの頭のようにゴツゴツしており、言葉に表し難い甘いけどなんかさっぱりしている感じの味になっています。熟してないところを食べるとかなり青臭いです。
熟している場合はゴツゴツの一つ一つが手でもげる状態になっており、ナイフを使いながらというよりは手でもぎながら食べるものだそうです。
正直、今回食べたものは次は買わないかなという感想になる味でしたが、色々面白かったです。たぶんちゃんと熟していればもっとおいしいのだろうなと感じました。
ここで2日目が終了となり、3日目に続きます。
3日目以降は後半の記事へ
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