ヤクルト・奥川恭伸、開幕ローテーション入りへ決意「ようやく１軍でやれる」

　キャンプインを目前に控え、高揚感があふれ出る。冷たい風が吹く神宮外苑。短パン姿で行ったキャッチボールにも熱がこもった。けがからの完全復活へ。順調な調整を続ける奥川が、キャンプから開幕までの青写真を描いた。

「２年間ずっと２軍にいたので、ようやく１軍でやれるという喜びが強い。あくまでシーズンに向けてということで、しっかり調整し、アピールする。次は開幕１軍を目指して頑張りたい」

　今月１８日のスタッフ会議で春季キャンプの１軍スタートが決定。右肘痛の影響もあり、１軍での登板が２０２２年３月２９日の巨人戦（神宮）を最後に遠ざかる右腕にとって、２年ぶりの１軍キャンプとなる。「期待はしています」と語った高津監督の思いに応えるように、着実に歩みを進めている。このオフは既に傾斜を利用した投球を実施しており、「かなり順調にきている」と手応えを口にした。



（サンスポ）
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ヤクルト・奥川恭伸「あそこまでやれると思わなかった」　四国ＩＬ・愛媛戦で３回パーフェクト投球

来季につながる登板だった。ヤクルト・奥川恭伸投手（２２）が１１日、松山秋季キャンプで独立リーグ、四国アイランドリーグｐｌｕｓ愛媛との練習試合に先発し、３回２２球で無安打無失点。１０月１日のイースタン・リーグ、日本ハム戦（鎌ケ谷）以来となる実戦を終えてホッとした表情をみせた。

「本当に緊張と不安しかなかったです。あそこまでやれるとは思わなかった。取り組んできたフォームや直球、変化球をしっかりとマウンドで体現できた。それが１番よかった」

最速は１５４キロを計測。ストライク先行の投球で、フォークボールやスライダーなども投じて「実戦で３イニングを投げた中で、これくらいできるんだというのがフォームの中であった。いいバランスで、出力もしっかりと出すことができた」と手ごたえを口にした。



（サンスポ）
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高卒でプロ入りしたロッテ・佐々木朗、ヤクルト・奥川世代にあたる西舘昂。専大の４年間で一番うれしかったことは昨秋ドラフトでロッテから１位指名された菊地吏玖投手から背番号１８を譲り受けたことで、「ヤクルトでも１８番がいいです」と同年代の奥川が背負う番号を臆することなくリクエストした。



（サンスポ）
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ヤクルト・奥川恭伸が捕手を立たせてブルペン投球　小野寺コーチ「伸びもあって悪くないように見える」

　来季２年ぶりの１軍登板を目指すヤクルト・奥川恭伸投手が２日、埼玉県の戸田球場で捕手を立たせて１０球ほどブルペン投球した。投球後には池山隆寛２軍監督に声をかけられ、笑顔を見せていた。

　奥川は７月上旬に足首を痛めリハビリ組に合流。１０月１日のイースタン・日本ハム戦で３カ月ぶりに実戦復帰を果たし、みやざきフェニックスリーグで３度登板の予定だった。しかし何らかのアクシデントがあり、登板することなく帰京していた。

　キャッチボールからつきっきりで見守っていた小野寺２軍投手コーチは「入れ違いだったので（宮崎から帰京後）初めて見た。ボール自体はノビていたし、今日投げた感じは悪くないように見えた」と太鼓判。３日から始まる秋季キャンプメンバーからは外れたが、地道に復活の道をたどっていく。



（デイリー）
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