本日、当団団友の鈴木誉道さん(在団:2011年12月〜2016年3月)が個展を開かれたと聞いて、伺ってきたのでレポートしておく。
はじめにお断りしておくが、小生には絵心はなく、あくまでも素人の戯れ言ということで以下は聞き流して頂ければ幸いである。
さて、鈴木さんだが、在団当時から既に絵を描かれることはうかがい知っており、頂戴する年賀状のセンスにも長らく只者ならぬ気配を感じていたものだが、いやはや、ただただ素晴らしい写実的な絵画の数々が53点。結論から言うと、ひたすら、「ぐぬぬ・・・」と、唸るしかなかったのだ。
以前住まわれていたという狭山市の風景や、上毛三山、浅間山といった、我々にも親しみ深い対象を主題に、色彩感たっぷりに描き出した力作をはじめ、鈴木さんの優しい眼差しを感じさせる静物画から人物画など、まさにオールマイティのラインナップであった。なかでも、本県南牧村での独特な山塊(ご本人には尋ねなかったが、小沢岳?)を遠景にし、赤茶色の特徴ある屋根を葺いた集落を近景に配した「山峡の集落」には、西毛地域にどっぷりつかって仕事をして居た頃を思い出し、たいそう魅かれた。
また、群馬の森で描かれたという「公園の朝」は、朝陽の逆光線が紅葉の始まった(?)二本の大木を浮かび上がらせ、そのもとで思い思いの時間を過ごす人達も配され、静かな時間が目の前をゆっくり過ぎていくようだ。
ご本人の掲載許可を頂戴したので、印象的だった数点をご紹介したい。
鈴木さんとの会話の中で、絵も音楽も根っこでは通底していますよねぇなんて話をしながら、絵を見ることも歌の肥やしになる…などとつい失礼なことを口走ってしまい申し訳ございませんでした。しかし、この心が穏やかになる時間を得て、我々前橋男声合唱団のありのままの歌を引き続き追究していけたらという思いが募るところである。
あらためて鈴木さん、このたびはおめでとうございます。次はいつ頃ですかと問うと、ご本人は照れながら次は20年後!などと冗談を飛ばしていたが、本当に次回も楽しみにしておりますね。
この「鈴木誉道 四季彩展」は今月4日(火)まで、高崎市高松町のYOU HALLで開かれている。
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