「アイドルに向いていない」と悩んだ日々 Berryz工房 熊井友理奈さん
毎日新聞
2020/11/14 12:00(最終更新 11/14 12:43)
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アイドルグループ「Berryz工房」のメンバーで現在モデルとして活躍している熊井友理奈さん。アイドル時代は華やかなライブ活動の裏で、ひそかに「自分はアイドルに向いていない」と思い悩んでいたという。そんな時に活路を見いだし視野を広げてくれたのが大学だった。学生時代を振り返ってもらった。
私の学校生活はアイドル活動との両立抜きでは語れません。小学2年生の時、モーニング娘。の後藤真希さんに会いたいという憧れで同じ芸能事務所のオーディションを受けました。2万8000人の中から選ばれたのは15人。2年後に誕生したBerryz工房のメンバーとして十数年、頑張ってきました。
小学生の時は友達に恵まれ、芸能人扱いなどされず、楽しい毎日でした。5~6年生の時、にょきにょき身長が伸びました。年間10~20センチも。中学に入っても止まらず、高校生の頃は背が高すぎることがコンプレックスになりました。アイドルはちっちゃくてかわいらしいイメージなのに、私は全く逆だったから。当時は少しでも小さく見せようと猫背になっていましたね。ライブ活動は充実していたし、Berryz工房も大好きでしたが、帰宅して部屋で夜一人っきりになると「アイドルは向いていない。次の夢を探そう」と思い悩む日々を送っていました。
そんな中…
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