鹿じい日記～アントラーズと釣りの旅～第２２節を終えて

鹿島アントラーズ

第２２節を終えて

　鹿島が札幌に快勝した直後、同じ時間帯で試合をしていた町田の結果を見ると、名古屋にウノゼロで勝っていました。
　なかなか負けないなぁと悔しく思うと同時に、名古屋は相変わらず点が取れない・・・とブツブツ独り言です。

　どこのクラブも初昇格の町田に対して「闘うアドレナリン」が足りないのではないかと、我が軍のことは棚に挙げて文句を言いたくなりますよ。
　鹿島はここ何年も並のクラブに成り下がっていますが、それでも20冠という勲章をぶら下げています。
　そのため対鹿島戦となると、どのクラブも絶対に勝ってやるという「闘うアドレナリン」をブンブン出して挑んできます。

　同じように首位町田に対しても、ハイテンションで向かって行って欲しいのですが、Ｊ１の実績のなさから、なかなかそうならないのが現実です。
　町田も主力選手の海外移籍がウワサされていますし、このまま勝ち続けるとは思えません。鹿島はこれ以上離されずに喰らい付いて、最終節のホームで打ち破るしかないでしょう。

　さて、３位Ｇ大阪はマリノスに大勝し、４位神戸も上位対決となった広島に快勝しました。上位陣はすべて勝ったため、順位と勝点差に変動はありませんでした。後半戦に入り、上位争いはどのように展開していくのでしょうかねぇ。

　一方で、2017年から2022年の６年間、リーグ王者として君臨した川崎と横浜FMが凋落しています。まさに栄枯盛衰、鹿島はこの機をつかんで、ググっと常勝気流（？）に乗りたいものです。

　そのためにも、昨日触れた「柴﨑岳システム」の構築が待たれます。ボラン知念が「岳くんがいるとボールは落ち着きますし、自分も色々もっとチャレンジしていける」と番記者に語っています。
　確かに１点目も２点目も、知念からのパスが優磨のアシストを生んでいます。日ごろからトレーニングでやっているのでしょうけれど、「岳効果」としてチャレンジした結果だとしたら、ますますチームを勝たせる選手になって行くでしょう。

　後半頭からチャヴリッチが投入され、ボランチの前のスペースが攻め込まれるようになっていきました。
　知念は「チャッキーは守備で頑張らないで休んでてもらい、パワーを溜めててもらってもいいかな」と語っています。

　相手チームの特徴にもよりますが、ポポ監督の方針とは異なり、私も夏バージョンとしてチャッキーに前残りを望みたいです。
　一昨日も２度の決定的なチャンスがありました。得点こそ出来ませんでしたが、あの形を鹿島の夏ヴァージョンのひとつにして行きましょう。

　「岳システム」が構築できれば、知念のパスが活きてきますし、優磨のチャンスメイクも形になっていき、チャッキーや２列目の得点も増えると確信しています。師岡もこれでケチャドバになる予感がしますよ。
　チーム全員の新たなチャレンジにより、さらなる進化に期待が生れる第22節となりました。

がんばろう　鹿島アントラーズ！！

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