間宮祥太朗「真夏のシンデレラ」プロジェクションマッピングシーンの裏設定に「驚愕しました」 結末への期待とは<モデルプレスインタビュー>
2023.08.19 08:00
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モデルプレスの独自企画「今月のカバーモデル」で8月のカバーモデルに登場した間宮祥太朗(まみや・しょうたろう/30)。インタビューでは、森七菜とW主演を務めるフジテレビ系月9ドラマ「真夏のシンデレラ」(毎週月曜よる9時~)について、様々なアプローチが視聴者の反響を呼んでいる水島健人の役作りや印象的だったシーンを語ってくれた。
森七菜&間宮祥太朗W主演「真夏のシンデレラ」
オリジナル脚本の本作は、真夏の海を舞台にした男女8人の恋愛群像劇。通常なら交わるはずのない、住む世界の異なる男女が真夏の海で運命的に出会い、それぞれの恋模様を抱き、複雑に交錯した感情や本音をぶつけ合いながら成長していく。間宮演じる健人は、一流大学を卒業し、大手建築会社に務める好青年。親の期待に従って建築家を目指していたが、森演じるサップのインストラクター・蒼井夏海との出会いから、自身の心境に変化が訪れ始め…という役どころ。第2話ではクジラが好きな夏海のために橋の下でプロジェクションマッピングを見せるなど、健人の夏海への予想外のアプローチも話題で、7日に放送された第5話ではついに夏海に告白。神尾楓珠演じる夏海の幼馴染・牧野匠との三角関係の行方に注目が集まっている。
間宮祥太朗、王道恋愛ドラマならではの反響への実感・健人の役作りとは
― まず、放送がスタートしてからの現在の率直な心境を教えてください。間宮:1話が放送するまでは王道恋愛ドラマならではのファンタジーな部分がどう捉えられるのかな、と思っていたんですが、視聴者の皆さんがすごく楽しんで観てくれているみたいでそれが自分にも伝わっていて、すごく良かったなと思っています。
― 健人は「ナンバMG5」や「東京リベンジャーズ」などこれまでの間宮さんのキャラクターと比べてマイルドな男性ですが、演じられていてどうですか?
間宮:特段意識してマイルドにしているわけでもなくて、脚本の時点ですごくセリフもマイルドで優しいので、自分が優しくしようとしなくてもそこは自然にフラットに演じられていますね。群像劇ならではの会話の生感がありつつ、恋愛ドラマならではのファンタジー的な部分とのバランスも良くなれば良いなと思っています。
― これまでの役柄と比べて、新たな演技要素はありますか?
間宮:イン前に監督とプロデューサーさんと「普段の自分の声に近いトーンで会話しよう」とお話して。結構役柄によって深く落としたりとか逆にもうちょっと高めで軽く聞こえるようにしたり声色を若干操作する部分もあるんですけど、今回は地の声に近いトーンで喋れたら良いかなということは意識しています。
間宮祥太朗、森七菜との共演は「予想がつかない」
― 夏海とのシーンで間宮さんが印象的だったシーンを教えて下さい。間宮:シーンそれぞれはあるんですけど、全体で言うとナチュラルな会話のシーンが多いので、楽しくなる瞬間の夏海の表情がすごく素敵だなと思うときがあります。彼女がビビットに色々なことに自然に反応して、すごく良い意味で予想がつかないので、こちらもそこを汲み取りながらリアクションをしています。
間宮祥太朗、プロジェクションマッピングの裏設定に「驚愕しました」
― 間宮さん自身が演じていて一番驚いた健人の行動や、刺激を受けた部分は?間宮:プロジェクションマッピングでしょうね(笑)。本当にいつどうやって用意したのかというのは、視聴者の方も疑問だと思うので各々で想像を巡らせて欲しいです。実は裏設定として「ここだ」という時間が存在するそうで、それを聞いたときは驚愕しました。
― 今後も驚きのシーンが沢山ありますか?
間宮:多分あると思います。展開が急激だからこそ驚きや面白さに繋がるし、この作品上では正解なのかなと思っています。プロジェクションマッピングも「わー、すごい」と素直に思ってもいいし、「いつ用意したのか」というツッコミがあっても良いし、色々な反応があって良いかなと思います。
間宮祥太朗、結末へ本音
― ストーリーの結末が決まっていないドラマですが、現場で変わったことや実際に反映されているシーンはありますか?間宮:今もらっている台本でもすごい色々なことが起きているので、皆「どうなるんだろうね?これを最終話までにどう回収していくんだろう?」みたいな話はします。まさしく(視聴者や周囲の)反応を見て「このシーン増やした方が良いんじゃないか?」と増えたシーンを昨日あたりに撮っていたみたいで、本当に反映されるんだと思いました。結末は(キャスト陣も)分からないんですよ。
― 健人を応援している視聴者にメッセージをお願いします。
間宮:正直今の段階では、健人が一番応援されていると思うので(笑)。このまま突っ走れと思ってもらえたら良いなと思います。
― 間宮さん自身は健人の幸せを願っていますか?
間宮:そうですね、月9で久しぶりの王道恋愛ドラマで僕も予想だにしなかった主演をやらせて頂いているので…健人には頑張って欲しいなと思っています。
― 最後に、夏海の「半径3メートル以内の幸せ」というセリフが印象的でしたが、間宮さんの「半径3メートル以内の幸せ」を1つ上げるとしたら?
間宮:なんでしょう…3メートル以内というと意外とちっちゃいので家。日常的によく使うものは納得の行くものを買うようにしています。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
PHOTO:矢沢隆則
間宮祥太朗(まみや・しょうたろう)プロフィール
1993年6月11日生まれ、神奈川県横浜市出身。2008年、日本テレビ系ドラマ「スクラップ・ティーチャー~教師再生」で俳優デビュー。2016年、読売テレビ「ニーチェ先生」でドラマ初主演。2017年「全員死刑」にて映画初主演。2018年にNHK連続テレビ小説「半分、青い。」では朝ドラ初出演、2020年NHK「麒麟がくる」にて大河ドラマ初出演。2017年にTAMA映画賞・最優秀新進男優賞、2020年に映画「殺さない彼と死なない彼女」で第29回映画評論家大賞・主演男優賞を受賞。近年の主な作品にTBS系ドラマ「ファイトソング」(2022)、ABC「奇跡のバックホーム」(2022)、フジテレビ系「ナンバMG5」(2022)、関西テレビ「魔法のリノベ」(2022)、TBS系「ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と」(2023)、映画「破戒」(2022)など。映画「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-」が公開中。「真夏のシンデレラ」第7話(8月21日放送)あらすじ
夏海(森七菜)は、朝の支度で忙しい最中も、健人(間宮祥太朗)とメッセージのやり取りをしていた。健人から送られてきたかわいいクジラのスタンプを見て、思わず笑顔になる夏海。するとそこに、思わぬ人物が現れる。夏海や海斗(大西利空)の母・茜(横山めぐみ)だった。茜は、「何も言わずに勝手に出て行ったことを、みんなに謝りたくて戻ってきた」と夏海や亮(山口智充)らに告げた。茜は、『Kohola』にやってきた匠(神尾楓珠)の成長した姿に驚く。相変わらず仲が良い夏海と匠の姿を見て、「いつ結婚するの?」と問いかける茜。すると海斗は、夏海には健人という彼氏がいる、と明かしてしまう。
夏海たちが忙しく働いている中、何もせずにテラスにいた茜に気づいた匠は、夏海に謝ったのか、と問いかけた。しかし茜は、家族の問題だから、夏海の彼氏でもない匠には関係ない、と返し……。
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