9月 OWの思い出
週末ごとにやせて日に焼ける私に、社内ではいろんな噂がとびかっていました。
仲良しの友達にはOWの講習を受けていることを話したのですが。
2年ののちにOWの講習を受けることになる彼女は、当時の私のやつれ具合を振り返り、こんなに過酷なものなのか…と思い躊躇したといいます。
が、私の要領が悪いせいでそんなに過酷なものでは…ありませぬ。
私は10名くらいのグループの中で一番の劣等生だったと思います。
いよいよ海での講習となった時…。
実は…水中のことよりも陸での緊張感を思い出します。
その頃はコンクリートのスロープなどなくて、ごつごつのゴロタばかり石で、エントリーもエグジットも同じ場所でした。
途中までフィンを持っていってタイミングをみて履かないと、最初から履いていくと岩と岩の間に挟まってしまうし。
今ではエントリー場所にタンクもありますが、センターのあるプレハブのところからタンクをしょって歩いてきました。
送り出しの入り江からですと、山越えしなくてはなりません。
海洋実習の日は台風が近づいていて、波が高かったです。
洗礼を受けた後、沖へ出てスノーケルをレギュレーターにかえて潜降します。
エントリーの場所からレギュレーターを使うと遠くまで行けないですもんね。
なるべく沖まで、長いときは30分も水面移動してから潜降したものです。
海外へ行くと、スノーケルをはずしてマスクだけの人を見かけよくますが長く楽に泳げるので、スノーケルは絶対あった方がいいです。
ボートがやけに遠いときとかは特に。
上向きになって泳いでいる人もいますが、焼けるし、方向見るのにいちいちひっくり返んなきゃいけないし…。
スノーリングはとても好きになりました。
一番はじめに海に行ったときは、タンクをつけないBCジャケットと3点で泳ぎました。
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