「姐さん、2の根が綺麗なのは、あいわかった。でもね、面倒なんす。行くのがね。特に春にごりで、もう自分のフィンも見えないくらいな、いわゆるみそ汁状態のIOPではね。」
そうかい、おまいさん、そんなことであきらめるってぇのかい。
「いや、そういうことじゃあなくって。春は近場でアントクメでもめくって、もう産卵の海の観察に徹した方が、女子ダイバーっぽいって話ですよ。」
あいやしょうちってね、いうわけはないんだよ。伊豆女子ダイバーは両手足縛られてエントリーポイントから投げ入れられても、ブリマチ先のめがね岩とか平気でいけるんさ。
「姐さん、嘘は困ります。」
ばかだねぇ。もののたとえでいってんだよ。
いろいろ行き方はありますが、だいたい~度であわせるコンパスだと、だいたいで行くだけに不安かと思います。
ここは「真南」(* ̄ー ̄*)
北北西に進度をとれ! ではありません。180度です。
どこであわすの??
何も見えないのでしたら、1の根の先端まで行きましょう。
先に(深い)岩がありますが、見えないようでしたら、根の上の溝??をなめるように行って、砂地の上に出る感じ(少し思い切り出てもいい)一の根の手前の壁をみながら左(ドロップオフでいうところの右肩)に進んで砂地の方へ。
私は12~16mをひたすら「南」 5~6分。長いですよ。わりと。
(潮が向かってくると時間がかかります。夏場は下げてる潮にも気をつけましょう。)
みえづらいので仲間と寄りそいましょう。上下左右みたいな感じで。
リーダーさんは、時々みんながいるか立ち止まりましょう。
そこでコンパスをチェック。みんなの残圧もチェック。
何も見えないところ5分も泳がされて不安な面々の前にど~んと2の根があらわれたら、皆心の中で喝采(オーバーか)してくれるでしょう。
まさか180度なんて簡単なところにあわせてると思わないし。
手前(北側)のコーラルがすごくきれいなので、壁にぶつかったら深度に気をつけながら、3番の方へ行きましょう。
帰りは、ぼこぼこ岩場の上もいいし(1.5番にくまのみ親子)
コンパスと自分をひたすら信じて行く、春の海。
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