ベル
実際は悪魔祓いの映画ではないのです。
それこそB級、しかもスラッシャーなので観る気もなかったのですが。
良作だということで評判もよく、観ることにしました。
これは、アメリカで人気のプロレスラー、ケインが演じる巨体の殺人鬼の話です。
『シー・ノー・イーブル』
彼にはほぼセリフがないのですが、狂信的な母親に育てられて…こんなふうになっちゃいました…みたいな。
よくありますよね、キャリーとか。
毒親に虐待されて、今も支配下にあるっていう。
彼と対峙した刑事が、一度は彼の頭を撃ちぬいたはずなのに、彼は生きていたのです。
そうです。
なので、この時点でモンスターですよね。
悪魔に憑かれている。
母親が生み出したのか、恐怖による支配で悪魔につけこまれたか。
しかも、彼が現れる前の兆候としてハエがぶんぶん飛んでいるんです。
撃ちぬかれていた頭は腐敗しているんです。
ハエ、悪魔、ピンポーン
その正体は、悪魔の中でも最大級の力を持つというBeelzebub ベルゼブブ(ハエの王)にして魔王。
そう、ボヘミアンラプソディの歌詞にもありますよね。
♪Beelzebab has a devil put aside for me
あれですね。
2もあるみたいだから、次回もやっぱり生き返るんですね。(今回もラストやられた)
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