全ての呼吸を歌に
新しい歌を神にうたえ。世界よ、神に向かって喜びうたえ。神の名をたたえてうたい、日ごとに救いを告げ知らせよ。
今日の詩編(詩編96.1+2,11+12)はこのように歌われます。新しい歌とは、何か特別な出来事があった時にだけ歌うものではないのだと思います。全ての時は、新しい時です。何気ない日常の繰り返しのようでも、全く同じ時はありません。
今日は大晦日。この一年を振り返り、新しい年を想う日でもあるでしょう。しかし、今日もまた、昨日までとは違う、そしてこれからも二度と繰り返されることのない、かけがえのない一日です。
今日という日、この瞬間を生きているという喜びを感謝することを忘れずにいたいものです。今を生きている全ての呼吸が、新しい歌、喜びの歌、そして何より愛の歌であるような、そんな生を歩みたいものです。