2025年04月10日、『韓国銀行』が「2024年の資金循環統計」を公表しました。
この中に、韓国の政府・企業・家計、三部門の資産・負債のバランスシートがあります。
政府・企業・資産 三部門合計(2024年)
資産:1兆2,260.3兆ウォン
負債:7,711.0兆ウォン政府
資産:2,622.7兆ウォン
負債:1,455.8兆ウォン企業
資産:4,168.7兆ウォン
負債:3,885.2兆ウォン家計
資産:5,468.9兆ウォン
負債:2,370.1兆ウォン
3部門の負債総額は2024年末時点で「7,711.0兆ウォン」あります。基準年「2020年」の名目GDPは「2,058兆ウォン」ですから、三部門合意計ですでに対GDP比374.7%に達しているわけです。
しかし、三部門とも資産は負債を上回っており、一見すると健全に見えますが――「金融資産の増加=実体経済の健全性」ではありません。
(吉田ハンチング@dcp)