ハイキングコースの途中でこんなものを見つける。
多分ムカゴでしょうね。
山芋(ヤマノイモ)の葉の付け根などにできる球状の芽で、秋の味覚として親しまれていますよね。
さて今回は、つい先日、日向薬師(彼岸花群生地)から阿夫利神社を目指したときのお話の 13回目です。
地味な話ですが、よろしかったら続きをどうぞ。
11時4分(見晴台から歩くこと 24分後)、阿夫利神社に向かう階段が右手に現れる。
30段ほどの階段を登っていくと、「おつかれさまでした 大山阿夫利神社下社」の大きな看板が目の前に・・・。
こうして阿夫利神社下社への正式な参道のある大階段の真下に立った。
11時8分、遂に阿夫利神社に到着。
日向薬師の上からここまで 2時間37分かかった。
コースタイムだと 2時間15分なのだから、いかに苦労したかが分かると思う(まああっちこっち寄り道はしていたわけだけれども)。
鳥居のところから振り返ると、市街地と湘南の海が見えていた。
このときにはもうすっかり晴れていてこともあり、江ノ島も確認することができた。
この日の予報(曇り時々晴れ)を考えれば、これだけの展望があるのは奇跡といってもいいかもしれない。
ここ阿夫利神社(あふりじんじゃ)の創建は、何と崇神天皇の頃。すなわち紀元前に当たるわけで、恐ろしく古い。
祭神は大山祇神(オオヤマツミノカミ)で、我が国を作ったあのイザナギ、イザナミの正統な子供だ。
名前のとおり山の神様であるわけだが、一方で大山の姿が遠く海上からも眺めることができたため、漁師さん達の信仰も集めている。
また大山の別名が雨降山(あめふりやま)であり、この神社の名前が阿夫利神社(あふりじんじゃ)であることからも分かるとおり、雨乞いの神様にもなっている。
境内には流石に参拝客の姿がそこそこあった。
しかし平日のせいと、まだ時間が早いせいか、それほどでもなかった。
早速お賽銭を奉納し、手を合わせ、自分と愛猫たちの健康を祈った。
拝殿を左に回り、「頂上登山口」の方に行ってみる。
大山の山頂に登るには入山修祓(しゅばつ)料として100円納めるように、と書いてあった。まあ入山料のようなものだろう。
富士山だって山梨県側から入山するには 2,000円徴収されるようになったのだから 100円なら安いものだね。
ちょうど 1人のやや太った女性が鳥居をくぐって階段を登っていくところだった。
考えてみるとまだ 11時なのだから、十分間に合うんだな。
でも大山山頂を目指す気力は、さすがにないな。
素直に下山しよう。
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