マーケット商品面

「価格は語る
 クジラ缶詰、なぜ安定?
 水産食品は値上げラッシュ
 漁獲規制続き需給釣り合い」

 クジラの肉、子供の頃良く食べました。学校給食で出て来たからです。クジラ肉の竜田揚げ、またかよ、と思ったものです。最近、食べることもないなあ、と思ったら缶詰があったのですね。

 「水産食品の値上げラッシュのなかで、店頭価格がほぼ変わらない商品がある。クジラの缶詰だ。原料高で2~8割値上がりするサバやサンマの缶詰とは一線を画し、食品インフレへの強い耐性を示す。変わらぬ価格は鯨肉の特殊性を映す」
 ふーん、興味が湧きます。

 「サンマの缶詰は同じ期間で8割、マグロやサバの缶詰は2割上昇した。月によるブレはあるが、クジラ缶詰はほぼ400円台前半で安定。他の水産缶詰と比べた割高感も薄れている」
 「懐かしいと買い求める年配の客もいるという。若い人だと缶詰なら気軽に手に取る人もいて、売れ筋商品だ」
 私も無条件で買い求めます。

 「日本の鯨肉は1988年の商業捕鯨停止以降、調査捕鯨の副産物として流通する時期が続いた。2019年に国際捕鯨委員会(IWC)を脱退し商業捕鯨を再開したが、領海内と排他的経済水域(EEZ)内に限られる。漁獲する頭数を制限し、年間に供給される肉は2000トンだ」
 このあたりは漫画、美味しんぼう、で詳しく知りました。  

 「捕る量が絞られた結果、市場に出回る量も減り、やがて消費自体がしぼんだ。食料需給表によると、鯨肉の消費仕向け量はピークの1962年に23万トンを超えていた。88年の商業捕鯨の停止後は2000~5000トンにまで低迷した」  
 そんなに減ったのですか。どれだけクジラ食べていたんだよ、と思います。

 「かつて鯨肉は手ごろな肉として家庭や給食で口にすることも多かった。現在は専門店や居酒屋など限られた場で味わう珍しい肉となり、そもそも鯨肉の味を知らない若い世代も増えた。供給と需要が低水準で釣り合っている状態だ」
 なるほどねえ、今はあまり食べないから価格も据え置きなのですね。居酒屋さんでもクジラ肉よりは馬刺しがポピュラー。

 「クジラは、かつて乱獲が問題視され、国際的な漁獲規制が続く。商業捕鯨を再開した日本でも、水産庁が6年に1度、クジラの資源量を調査し、漁獲枠を決める。市場に出回る鯨肉は大きく増えもしないが、減りもしない」
 と言うことは、食べたいと思ったら食べても良いのですね。何となく、クジラを食すのは抵抗も感じていました。ノスタルジーもあるのでしょうが、クジラ肉食べたいです。缶詰、探してみます。
                                                                   
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