70歳代の平均貯蓄額【中央値1150万円】 : インデックス投資家の老後生活<実践編>

　ご訪問ありがとうございます。

私も暮れで65歳。とうとう前期高齢者の仲間入り、です。
　年金が満額支給されますが、今の生活を維持するには老後資産も必要な状況です。年金だけでは旅行や趣味も楽しめそうにありません。
　かと言って無制限には使えないし。ある程度は計画を持って取り崩していきたい。平均寿命まで、あと16年あります。

　人様のことも何となく気になって、70歳代の平均貯蓄額を調べてみました。
　基は「家計の金融行動に関する世論調査（令和4年）」です。

　これ興味深い。エクセル表に落とし込んで印刷して、眺めています。
　「金融資産保有世帯」です。
　夫婦二人世帯の平均値は2257万円で中央値1150万円。
　別の調査では夫婦二人、全体では中央値800万円となっていました。こちらは金融資産がない層も含めているので、金融資産保有世帯の中央値が1150万円、なら首肯できます。

　ちなみに3000万円以上保有は22.5%に対し、100万円未満は7.3％、100～200万円5.2％、200～300万円4.1％と、足してみると16.6％となります。300万円未満が約2割。
　パーセンテージで一番多いのが3000万円以上なので、二極化が見られますね。

　参考までに、60歳代の平均は2217万円、中央値は1112万円となっています。
　70歳代になると減るどころか、増えています。使っていないのか、それとも60歳代で働いて資産が増えたのか、遺産相続したのか。こちらも気になります。

　ともあれ、60歳代も70歳代も中央値は1100万円台。老後2000万円には届いておらず。
　少し寂しい生活になってしまいそう。
　余計なお世話ですが、60歳代後半、お金使いましょうよ。健康寿命も残り5、6年ですよ。

　私は65歳からの5年間、身体が元気なうちにできるだけ使おうと思います。年に100万円、5年で500万円、使ってみようと考えました。（←たぶんできない（笑））

それでは、また明日！！

↓　70歳代、黄色く色分けしてみました。