映画『君たちはどう生きるか』を観てきました。
よかったか?って聞かれたら、
う~ん、悪くなかった。
「よかった」とは、今、言い切れない。
だって、よくわかんなかったんだもん。
でも、またみたい、みたい、観たい。
「よかった」とは言い切れなくっても、「楽しめた」とは断言できる。
観ていて楽しかったし、終盤ではジーンときた。
でもね、頭の中には?マークがいっぱいで、
ワタシにとっては、遊園地のアトラクションに乗ってきた気分です。
「あ~、たのしかったぁーっ」って。
でも、ワタシは意味がわからないと気が済まない質なのだろう、
「おい!オッサン!」(宮崎駿さんのことです、親しみを込めて!)
「置いていかないでくれっ!」
家に帰ってきても、ネットで検索し、感想を読み漁った。
「なるほどねぇ」と、ヒントをもらえたけど、頭の中は依然、混乱状態。
劇場でこどもを見かけたが、あの子たちはどう楽しんだのだろう?
ネット上では大人があれこれ言っているけど、こどもはどんなふうに感じたのかな?
ひとりでは抱えきれず、いろんな人の感想やら意見が訊きたくなる映画だと思う。
予告編もCMもない、試写会もパンフレットすらもない。
(パンフレットは後日発売予定だそうだが)
鈴木敏夫プロデューサーは「この情報の時代、情報のないことがエンターテイメントになる」と語っているそうだが、
宮崎駿監督は「鈴木さんを信じる。でも宣伝がなくて大丈夫かなあ?」だって。
全国公開されてまだ2日目、さて興行的にはどうなるのでしょうかねぇ。
鈴木さん、コケても大丈夫なように宣伝費ケチった?(そんなことないか)
ワタシとしては、たくさんの人が観てくれると嬉しいとは思うのですが・・・。