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アッパーマス、3児の父。不労所得のみで育児に専念する環境を作ることが目標。

子供の看護休暇の日は何をしているのか?

『また子供の看護休暇かよ。仕事のしわ寄せが来るから勘弁してくれ。』決して遊んでいる訳でも無く、寧ろ仕事なんかよりはるかにハードな1日なのに、看護休暇はこういう扱いです。日本は子育ての理解を啓蒙するのに大きく失敗してますね。


では、子供の看護休暇で親が何をしているか本日、私が子供たちと過ごした実例を紹介しましょう。ちなみに本日の看護休暇は、子供の肌トラブルで1年前にレーザー治療を行ったので、術後1年経過観察のために取得しました。


まず、昨晩は次女の睡眠のお供をしましたが、ほ乳瓶ミルクやりを1回と、夜何度も咳き込んだため鼻水吸引を行いました。やや寝不足ですが朝6時に起床。ゴミ捨て、家族5人分の麦茶と朝食の準備、朝食の後片付け、子供のお着替え、保湿、子供たちの日焼け止めクリーム塗布、体温測定のち、連絡帳を書いて出発準備完了。


長女の小学校送りは妻に任せ、私は長男、次女を保育園まで連れて行き長男だけ委託しすぐさま次女と8時半に一旦帰宅。次女の咳が気になるため、小児科の手配、たまたま運良く9時の予約が取れたので、自宅から1キロの距離の病院まで次女をベビーカーに載せて徒歩で向かいます。軽い風邪症状との事で、処方箋を貰って薬局で薬入手。ついでに昼、夜に食べる物を購入しました。


家に着くや否や、最近の暑さで皆が沢山麦茶を飲むので麦茶作成に必要なRO水が空になっている事に気づきました。慌てて近所のスーパーでRO水を12リットル入手。麦茶を作成した後、車で40分の距離の医療センターに次女を連れてレーザー治療1年経過観察をして貰いました。


医療センターのコンビニには、トミカや恐竜といった玩具が置かれており、病院ならではのラインナップです。医療センターには生涯医療施設から出られない子も居ますので、唯一の玩具が買える場所なのでしょう。どのような形であれ、苦しまず、幸せな人生であって欲しいものです。


12時30分に医療センターの用事が終わり、車に戻ると次女はおにぎりと麦茶を、私はパンとコーヒーを口にし、再び車で40分の距離を走って帰宅。幸いな事に次女が良く眠っていたため、家族5人分の夕ご飯の準備をしました。


準備した子供の夜ご飯は、豚しゃぶ、ブロッコリー、ビーフンです。偏食の長女、長男も栄養が偏らないように、最も食べる確率が高いタンパク質、炭水化物、野菜を組み合わせてます。


大人の夕ご飯メインはデミグラスソースハンバーグです。デミグラスソースはケチャップとウスターソース、バター、水のみで非常に簡単にレストランレベルの物が出来ます。


ついでに、明日食べるメインの赤魚の西京焼きを焼きました。赤魚はレストランで食べると1匹900円くらいしますが、家で作れば2匹500円。わずか4分の1の価格です。


後は多少作って夕ご飯はバランスを帳尻合わせしました。まだ次女は寝てましたので、洗濯物を取り込んでしまってから30分休憩です。 


次は長男のお迎えと病院付き添いなので、再び次女をベビーカーに載せて保育園へ。道中、長女の通う学童保育の工作で使う牛乳パックやトイレットペーパーの芯などをついでに届けました。あまりの大量な牛乳パックを目にした長女の学童のお友達は群れとなり集まってきて、私はモテモテ。あと5年もすれば相手にされなくなるでしょうから、今が華です。


学童を後にし保育園の長男をお迎え後、再び1キロ離れた病院まで往復。頂いた処方箋を薬局に提出後、長男とは病院のご褒美にガチャガチャをやる約束をしていたので、遠回りしてスーパーに寄りガチャガチャをした後、薬局の薬を受け取り帰宅しました。


帰宅は長女を載せた学童の送迎ワゴン着と辛うじて同じタイミングだったので、そのまま子供たち3人まとめて入浴。お風呂から出る時、妻が帰って来たため子供のお着替えは妻に任せて家族5人分の夕ご飯を配膳しました。


その後は、シンクの掃除や長男の読書付き添い、投薬、歯磨きなどしつつ、ようやく全員就寝。ハードな1日でした。


これだけ多くの事をしても、明日職場で『昨日、お休みを頂いて皆さんにはご迷惑掛けました。本当にすみません。』と謝らないといけないのです。本当は、欠員の補充は会社の責任のはずなのに、子育ての必要な従業員の責任にしてしまうのは実に歪な日本の悪い文化ですね。


少子化の解決は、子育ての大変さの啓蒙が欠かせないと思いますが、それをしないのは法律の、行政の、政治の怠慢だと私は思いますね。

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