資産の分水嶺を目指すブログ

アッパーマス、3児の父。不労所得のみで育児に専念する環境を作ることが目標。

マイナス80万円

昨晩の為替のS&P500はマイナス2.3パーセントほど。私の資産もマイナス80万円ほどです。仮に、500円玉を側溝にを落としたらかなり落ち込みますが、証券が一時的に80万円毀損したところでもう慣れっこなので何とも思いません。


しかし、こういう局面こそ株式以外のヘッジはとても大事だと思いますね。私のポートフォリオの20パーセント以上占める純金は為替込みで考えても少し値を上げており、ヘッジとして有効に機能してます。そして、一応、会社員として働いているのもヘッジなので、株価が10パーセント下がろうが20パーセント下がろうが、一定の給料が出るのは精神面でかなりの支えになります。


要は株式が苦しい局面でも、必要最小限の生活費を確保し、狼狽売りしないためにヘッジが必要だと、私は考えますね。


ちなみに、過去5年間に関しては他人のFIRE体験談は余り参考にならないと思います。コロナショックや2022年の低迷期はあったものの、年率24パーセントもあったのがこの過去5年間です。


過去5年でプラス195パーセント、つまり100が295になった訳でこれはおよそ1.24の5乗倍。年率24パーセントです。


年率24パーセントという事は、運用資産3,000万円もあれば年間720万円、税引き後でも575万円を毎年得られてしまい、少なくともこの5年に限って言えばFIREは失敗しなかった計算ですね。


YouTubeとかで、3,000万円でFIREは余裕、という声を多く目にしますが、たまたまこの5年間が年率24パーセントであっただけであり、今後、厳しい時代を迎えたら即FIRE失敗です。仮に年間生活費500万円の方が3,000万円でFIREし、その後マイナス5パーセントの年が2年続いただけで手持ち資産は3,000万円が1,600万円となってしまいますからね。


また、大統領選直後は恐らく乱高下激しく、毎日ダウ平均が±1,200ドルみたいな相場になる可能性が高いですし、そういう時、正常なメンタルを保てるかは不明ですね。


株式のみで運用すればリターンが大きいのは分かりますが、誰でも出来る芸当では無いですね。仕事するなり、他の資産に分散するなり、ヘッジをする大事さは、こういう好調相場だからこそ忘れないようにしたいところです。

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