三井住友カードの改悪で積立専にしてポイントをいただくことが不可能に
三井住友カードのSBI証券でのクレカ積立の改悪が発表されました。
特にプラチナプリファードユーザーはお怒りのようです。
「三井住友カード つみたて投資」サービス内容改定のお知らせ
価格コムやSNSを見ると三井住友カードNLやゴールドNLを積立専用にしていた人は多いようで非常にショッキングなニュースとして話題になりました。
私もそのうち改悪するだろうとは思っていましたがまさかVポイントスタート直前のタイミングで発表するとは思いませんでしたね。
三井住友カードからしたらクレカ積立だけされたら損失でしかないので仕方ないとは思いますがタイミングが悪すぎます。
内容も他社のように5万円を超えた部分の還元を落とすものかと予想していましたが、ショッピング利用が条件を達成していないと還元0%とは予想外でした。
発表を受けて「楽天証券に出戻り」を考えている人も多いようです。
三井住友カード自体基本還元率は0.5%でありコンビニや飲食店を利用しない人に取って「積立以外で年間10万円の利用」というハードルは非常に高いと思います。
対象外のお店で利用しても他社カードにポイントで大きく見劣りしてしまいますからショッピング利用なんてしたくないでしょう。
積立専にしていただけならまだしもNISA口座で積立していた場合は簡単に他社に動くわけにもいかず今後どうするか頭を抱えている人も多いと思います。
三井住友カード以外でもSBI証券でクレカ積立は可能
全く話題になっていませんが三井住友カード以外でもSBI証券でのクレカ積立は可能です(ただし各カード会社の仲介口座に設定する必要があります)。年会費無料、積立専にしても還元率0.5%のクレカは以下の3つになります。
①APLUS CARD with
クレカ積立 | SBI新生銀行
アプラス発行のクレジットカードでカード発行半年間はショッピング利用が2%になるクレジットカードです。
それ以降も基本還元率は0.5%なものの月間5万円利用すれば1%還元となります。
それからSBI新生銀行を引き落とし口座に設定すると毎月100Pもらえます。
メインにもできるスペックですが税金の支払いには全くポイントがつかないので税金の支払いが有る人は積立専にするかカードの使い分けをした方が良いです。
また、貯まるポイントは基本等価交換可能なものが多く、ちょびリッチポイントに交換すれば交換先が大きく増えるので汎用性が高いクレジットカードです。
尚、多重発行には厳しいので直近のカード発行が多い人は注意が必要です。
②オリコ発行カード
オリコ投信積立|クレジットカードのオリコカード
オリコ発行のものならほとんどのクレジットカードが対象です。
オリコの基幹カードはOrico Card THE POINTですが改悪によりポイントを交換する際目減りしますので提携カードの中から自分にあったものを選んだ方が良いと思います。
個人的なオススメはFMVカードですね。
積立に関しては0.5%還元ですが、基本還元率1%なのでメインカードにしてもいいですし自動でキャッシュバックしてくれるので非常にラクチンなカードです。
③UCS発行カード
UCS×SBI証券 投資信託はクレジットカードでかしこく積立 UCS
ドンキホーテでオトクになるmajica donpen cardを発行しているUCSが発行しているカードは全て対象のようです。
ユニーやドンキホーテの利用が多く既に持っている人には良い選択だと思います。
しかしポイントの汎用性は低いので、そうではない人はあえて選択する必要はないと思います。
上記のいずれかのカードに変更することで今後もSBI証券でのクレカ積立で三井住友カードと同等のお得を享受することは可能です。
無理して三井住友カードを10万円も利用する必要もNISA口座を乗り換えることもしなくて済みます。
三井住友カードでの継続を考えている人も2023年9月30日(土)以前に入会していた場合は集計期間によっては11月以降全くポイントがもらえないケースも考えられます。
条件・ポイント付与率の詳細はこちら
そういった場合はこれを機に積立用カードの乗り換えをおすすめします。