2023
Jun
24
中国の高校生は朝6時から夜11時まで勉強？！
先日、20代の中国人の方と話している際に、ちょっとした会話の流れから、高校時代に部活動は何をやっていたのかと訊ねてみました。
すると「部活動なんてない」という答えが返ってきました。
中国の高校生の多くは、都市部のいい大学に入るための受験競争が凄まじく、放課後の部活動なんてないそうです。勉強が忙しくてそれどころではなく、当然、放課後にアルバイトするなんてこともあり得ないと。
運動をしている人は、それを専門とする学校に通っているガチ勢ばかりで、部活動で運動するとか意味が分からないそうです。
勉強をしまくる傾向は地方に行くほど強烈になり、公立高校でも朝6時から夜11時までくらいまで学校で勉強をするのは普通だとのことでした（自宅学習も含むのかもしれませんが）。
すると「部活動なんてない」という答えが返ってきました。
中国の高校生の多くは、都市部のいい大学に入るための受験競争が凄まじく、放課後の部活動なんてないそうです。勉強が忙しくてそれどころではなく、当然、放課後にアルバイトするなんてこともあり得ないと。
運動をしている人は、それを専門とする学校に通っているガチ勢ばかりで、部活動で運動するとか意味が分からないそうです。
勉強をしまくる傾向は地方に行くほど強烈になり、公立高校でも朝6時から夜11時までくらいまで学校で勉強をするのは普通だとのことでした（自宅学習も含むのかもしれませんが）。
たった一人の言葉だけでは何とも言えないと思い、他の中国人の知人などにも訊いてみたところ、地域や環境によって異なる部分はあるものの、概ねそういう傾向で間違いないようです。
大学の図書館なんかも24時間オープンしているそうですね。さすが科挙の国。
知っている人にとっては当たり前すぎる話だったのかもしれないものの、無知な私にとっては軽い驚きでした。
日本でもトップ層の中学受験者や一部の大学受験者などでそういう環境の人もいるかもしれませんが、平均的な高校生が部活もバイトも恋愛もせずに勉強だけにほぼすべての時間を費やすケースは珍しいと思います。
中国人から見ると、日本の高校生の放課後の過ごし方はかなり羨ましいそうです。
日本から欧州の国などを見て、日本は余暇を楽しむ文化がないとか、有給休暇の取得率が低くて社畜として働きすぎだというような話を聞くことはあります。が、他の国から日本を見ると、日本の当り前が当たり前ではないという、よく考えてみれば当たり前のことをハッと認識させられました。
勉強と仕事は同じではありませんが、モノの見方や考え方、そして価値観や環境も色々ありますわな。
※そういえば、話を聞いた中国人の方たちによると、最近の中国全体の傾向としては、反日感情よりもアメリカへの対抗意識のほうがだいぶ強いと言っていました。まあ、どの人もわざわざ日本に来ているような人ですし、ある意味、もう日本はあまり特別視されていないということなのかもしれませんが。
《参考記事》
・仕事とは我慢して耐えることなのか
・いまラクをするか、将来の選択肢を増やすために踏ん張るか
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