2024
Mar
30
あの頃なりたかった自分になれているか
少年の頃、漠然と考えていた「あんな大人にはなりたくねえ」という大人像がありました。
守りに入った大人はカッコ悪いと思っていました。
じゃあ、どういう大人になりたいのか、と問われても漠然としていてよく分からなかったものの、少年の感性というか「ティーンエイジの心」は失いたくないと考えていたように思います。
・・はて、今の自分は、少年の頃の自分に胸を張って会える大人になっているでしょうか。
コツコツとインデックス投資※を続けて着実に資産形成をし、節約や保険などに一家言あるオジサンとか、少年期の私から見るとめちゃくちゃダサい大人のような気もします。
【※参考記事：インデックス投資とは】
守りに入った大人はカッコ悪いと思っていました。
じゃあ、どういう大人になりたいのか、と問われても漠然としていてよく分からなかったものの、少年の感性というか「ティーンエイジの心」は失いたくないと考えていたように思います。
・・はて、今の自分は、少年の頃の自分に胸を張って会える大人になっているでしょうか。
コツコツとインデックス投資※を続けて着実に資産形成をし、節約や保険などに一家言あるオジサンとか、少年期の私から見るとめちゃくちゃダサい大人のような気もします。
【※参考記事：インデックス投資とは】
私も30歳くらいまでは少年よりも少年みたいな部分が多かったように思いますが、その後は少しずつそういう感性に鈍感になっている自覚があります。
下手すると少年の感性を「青くさい」と切って捨ててしまうような感情が湧くことさえあります。
結婚を意識するようになってから資産形成を始め※、子供ができてからは明らかに守りに入っているところがあります。自分よりも大切なものができれば、それは当然のことですし、それが大人としての、ひとりの人間としての責任だと今は思っています。
そういえば自分が少年の頃は、そういう「責任」みたいなことはほとんど考えませんでした。
「自由には責任が伴う」とか言う大人は全員面倒くさいと思う対象で、尾崎豊の歌にやたら共感したりしていたのに、今は自分があのとき面倒くさいと思っていた大人になってしまっているかも。
【参考記事：投資を始めたきっかけ】
今の自分が、少年の頃なりたかった大人になっているかどうかは分かりません。たぶん、なれていないでしょう。
でも、これまでの人生と現状には概ね満足しています。
昨年末に死にかけて重度身体障害者となり、制約だらけの生活をしていてもそう思えます。
【参考記事：生死の間を彷徨っていました】
満足できている理由は、これまで自分がやってきたことにそれなりに納得しているからなのはもちろんですが、やはり家族がいてくれることが大きいです。
思春期特有の悩みや不安に押しつぶされそうになりながらも、それをさらけ出すことができず、虚勢を張ってなにか人と違ったことをやってやろう！とばかり考えていた少年だった自分に、何か一言メッセージを伝えられるなら、
「色々あるだろうけど、他人に優しくできるようになれれば、お前は充分幸せになれる。安心しろ」
とでも言いたいと思います。
他者に優しくできるくらいの強さと余裕さえあれば、人生はけっこう満足できるものだと思いますし、なりたかった大人ではなくても、恥じるほどのことではない考えています。
【参考記事：時間やお金をどう使うのか≒どう生きるのか】
↑記事を気に入っていただけたら、ランキングに1票をお願いします。
