「私たちには良い選手が揃っている」

就任会見で意気込みを語ったポチェティーノ監督。（C）Getty Images

　アメリカ代表の新監督に就任したマウリシオ・ポチェティーノが、新たなチャレンジに意気込みを語った。現地メディア『SOCCER AMERICA』などが伝えている。 【画像】華やかに可憐にピッチで輝く！世界の“美女フットボーラー”を一挙紹介！ 　就任記者会見で、「フットボールとは、正しいボタンを押してパフォーマンスすることだ」と語った52歳のアルゼンチン人は、「我々は大きなことを成し遂げられると、本当に信じる必要がある」と言葉に力をこめる。 「我々は勝てると信じなければならない。試合に勝つだけでなく、ワールドカップで優勝できると信じなければならない」 　２年後の北中米ワールドカップで開催国の１つであるアメリカ。先のコパ・アメリカでもホスト国を務めたが、無念のグループステージ敗退。直近２試合はカナダに１－２で敗れ、ニュージーランドと１－１で引き分けた。 　この２試合を観戦したポチェティーノ監督は「コパ・アメリカの後では、選手たちがうまくプレーするには難しい状況だった」とし、「だが、最も重要なことは、我々が持つ潜在能力を見極めることだ。私たちには良い選手が揃っている」と語る。 「選手たちはとても賢く、才能に恵まれていて、他と違ったプレーができる」 　過去にトッテナムやパリ・サンジェルマン、チェルシーなど欧州の強豪クラブで指揮を執った実績のある指揮官は、アメリカ代表でどんなサッカーを展開するのか。 「選手のあらゆる特徴を把握する必要がある。ただ、我々は非常に柔軟性がある。コーチングスタッフはサッカーの美学を愛し、エキサイティングで攻撃的なサッカーをしたいと思っている。ボールを握って、チームメイトに選択肢と良い角度を与えるために動かなければならない。ボールを持っていない時は、走って、アグレッシブに、競争心を示す必要がある」 　アメリカは次戦、10月12日に国際親善試合でパナマと相まみえる。新体制での戦いぶりに注目が集まる。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部