電撃移籍もあり得る!? 中日のトレード注目選手(4)このままでは“2軍の帝王”に…?
立浪和義監督が就任3年目を迎えた2024年シーズンの中日ドラゴンズ。低迷期からの脱却を目指す今季も、投手陣の奮闘が目立つ中、課題の得点力不足は改善できていない。7月31日までがトレード可能期間となるが、緊急補強に動く可能性も考えられるだろう。今回は、中日でトレード候補となり得る選手を紹介する。
石垣雅海
投打:右投右打 身長/体重:181cm/88kg 生年月日:1998年9月21日 経歴:酒田南高 ドラフト:2016年ドラフト3位 プロ8年目を迎えた石垣雅海は、一軍定着に至らないシーズンが続いている。 酒田南高時代は、高校通算37本塁打をマーク。ドラフト会議では中日ドラゴンズが3位で指名。長距離砲不足のチームにとって、将来有望な選手だった。 プロ1年目から一軍の舞台を経験したが、入団後しばらくはプロの壁にぶつかり、ファームでも打率1割台に沈んだ。 そんな中、2020年はファームで40試合に出場して打率.372を記録すると、同年9月25日の巨人戦では、プロ初アーチも記録。しかし、一軍では25試合の出場で打率.121に終わり、一軍レベルの投手に苦戦した。 その後は一軍出場を徐々に増やしていったが、レギュラー確保とは程遠い成績に。2022年は一軍で50試合に出場して打率.162、昨季は22試合の出場で打率.087に終わっていた。 一方、ファームではここ数年間、安定した打率を残している。2022年は29試合の出場ながら打率.298、昨季は66試合出場で打率.284をマークしており、あとは一軍で通用するか否かの段階だ。 今季は、5月1日のDeNA戦で今季初安打を放ったものの、同5日にファームへ降格。ただ、今季もファームでは結果を残しており、内野手が手薄なチームへの移籍も一つの手段だろう。
ベースボールチャンネル編集部