ナポリへの加入が決まったギルモア [写真]=Getty Images

　ナポリは30日、ブライトンからスコットランド代表MFビリー・ギルモアが完全移籍にて加入することを発表した。 　現在23歳のギルモアはチェルシーの下部組織で、2019年8月にトップチームデビューを飾った。2年間で公式戦通算22試合に出場し、2021年7月には出場機会を求めてノリッジへとレンタル移籍。2022年9月からはブライトンでプレーしており、これまで公式戦通算60試合出場4アシストをマークしていた。 　2023－2024シーズンは公式戦41試合に出場するなど、中心選手として活躍したギルモア。今夏の日本ツアーにも同行していたが、ナポリから関心が寄せられていることが明らかになり、移籍の可能性が浮上していた。 　獲得交渉の難航が伝えられていたナポリだったが、今回ギルモアの加入を正式発表。イタリアメディア『フットボールイタリア』によると、契約期間は2029年までの5年間だという。なお、イギリスメディア『BBC』は移籍金を1200万ポンド（約23億円）と報道。最大400万ポンド（約8億円）のボーナスを加えると、総額約1600万ポンド（約31億円）まで上昇するようだ。 　また、ナポリはギルモア加入の発表直前に、同じくスコットランド代表のMFスコット・マクトミネイを獲得済み。2年ぶりのスクデット奪還に向け、“同郷コンビ確保”でチームの底上げに成功した。