千葉ロッテマリーンズ・ソト(C)産経新聞社

7月19日～21日に開催されるパ・リーグの見どころを紹介。

埼玉西武ライオンズ vs 福岡ソフトバンクホークス

最下位の西武と首位のソフトバンクが対戦。 前カードを勝ち越した西武は、武内夏暉が先発。12日の楽天戦では7回3失点でプロ初黒星を喫したものの、ここまで10試合で5勝1敗、防御率1.37、平均で7回以上を投げるなど、圧巻の成績を残している。3試合で防御率0.38と圧倒しているソフトバンクを相手に6勝目を狙う。 一方のソフトバンクは7月に入り5勝8敗と負けが込んでいる。しかし2連勝中と勢いを取り戻しつつあり、前半戦最後に勝ち越しで終えたいところ。2試合続けてハイクオリティ・スタート（7回以上・自責点2以下）と好投を見せるスチュワート・ジュニアの投球に注目だ。

千葉ロッテマリーンズ vs 北海道日本ハムファイターズ

2位のロッテと3位の日本ハムが直接対決。 2連敗中のロッテは4番に座るソトに注目。春先は調子が上がらなかったものの、5月以降は本塁打・打点ともコンスタントに増やしており、11本塁打はリーグ5位、58打点は同トップの数字だ。この対戦でも得意の逆方向への長打に期待だ。 一方の日本ハムは2連勝中。注目は14日から4番に座るレイエスだ。7月は13試合で打率.308（39打数12安打）、4本塁打、9打点と持ち味の長打力を発揮している。ともに4番に座る両助っ人の競演に期待したい。

オリックス・バファローズ vs 東北楽天ゴールデンイーグルス

5位のオリックスと4位の楽天が直接対決。 楽天を0.5ゲーム差で追うオリックスは、曽谷龍平が先発。今季は11試合で5勝4敗、防御率2.06と好成績をマークしている。楽天戦では4試合に登板し、4勝負けなし、防御率1.46と圧倒しており、この試合で対楽天5連勝を狙う。 一方の楽天は、4連勝のあと2連敗中。連敗ストップを託されたのは、左腕エースの早川隆久だ。開幕投手を任された今季は、14試合で6勝3敗、防御率2.20と好投。平均で7回を投げるなど、先発投手としての役割を充分に果たしている。好左腕同士の投げ合いを制し、上位浮上へ向けて勢いを作りだしたい。