更新日:2024年07月05日 15:55
恋愛・結婚

「結婚したい中年男性」が女性から好意を得るために“お金よりも重要なこと”

 YouTubeで日々、恋愛心理を中心とした男女の恋愛観に関する情報発信をしています、結婚相談所「エースブライダル」主宰の関口美奈子です。    これまでに3万人以上の男性と向き合ってきた私の実体験と男女の心理に関する研究データからリアルで実用的な情報をお伝えしたいと思います。

続くコロナ禍の影響…「婚姻率」からみる令和の恋愛観

結婚したい中年男性 結婚という大きな人生の節目に向けて、多くの人が憧れを抱いています。しかし、現実にはそもそも結婚相手と出会うことすら難しいと感じる人も少なくありません。条件に合う相手と出会うことがなかなか難しく、その理由や背景にはさまざまな要因が絡み合っています。本記事では、女性が結婚相手に求めるものと、その現実との間に生じるズレについて掘り下げていきます。  コロナ禍が長引く中、日本の婚姻率は減少の一途をたどっています。2022年の出生数が80万人割れという報道を見た方も多いのではないでしょうか。しかし、この数字が示すのは単なる統計だけではありません。結婚という決断に対する人々の見方や、恋愛に対する価値観が深刻に変わりつつある現実を反映しているのです。  コロナ禍での婚姻数の減少は、2023年から2026年にかけてさらに顕著になると見られています。交際期間を経て結婚にいたるまでのプロセスが、コロナ禍により出会いの機会は減少しており、今後の婚姻数にも大きな影響を与えることでしょう。  社会が解放されつつある今、若者たちにとって恋愛や結婚は単純な話題ではなく、生活の一部として捉えられていることが伺えますね。

婚期を逃してしまうのは「お金」だけが理由じゃない

「結婚はお金だけでするものではない」という言葉がありますが、現実には経済的な安定が結婚を後押しする要因の一つであることも事実です。しかし、近年の若者たちは経済的な要因よりも結婚を後回しにする理由があります。それは「出会いがない」ということです。  20代の収入はほとんど増えず、中央値で年収300万円前後という現実がありますが、それでも「結婚はお金だけで成り立つものではない」という議論は理解できますが、恵まれた人の言葉であり、お金がなければ日々の生活に追われるだけで、恋愛や結婚のことを考える余裕はないでしょう。  しかし、若者たちにとって「出会いがない」という現実的な問題があります。2021年の調査によれば、18~34歳の若者の約4割が「出会いがない」と答えており、結婚資金や将来の生活を心配する前に、相手と出会う機会がないことから恋愛に発展しないケースが増えているようです。  近年、婚活サイトやマッチングアプリの利用者が増えているのは、若者から中年世代まで多くの人が出会いを求めているということなのでしょう。
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「大人の男性」が手遅れになる前にやるべきことは…
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