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ソフトバンク「ハニーズ」に元台湾版AKB加入 紅白にも出場の台北出身・邱品涵さん「文化の違い面白い」 海外出身メンバーは球団初

 福岡ソフトバンクホークスのオフィシャルダンス&パフォーマンスチーム「ハニーズ」に強力な新戦力が加わることが決まった。台北出身の邱 品涵(ちう ぴんはん)さん。ハニーズ初の海外出身メンバーは、実は紅白歌合戦出場経験もある元アイドルだ。

 今季のハニーズメンバーによる初の全体顔合わせが行われた今月中旬。西スポWEB OTTO!の単独インタビューに使い慣れた中国語と勉強中の日本語を交えて応じてくれた。

「我是台北出生的品涵」(台北出身の邱品涵です。)

「ちょっと前に、ネットでハニーズのオーディションを見つけました。自分が好きなことをやりながら、日本プロ野球の応援や日本文化と日本語の勉強もできるなら、とてもいい機会だと感じました。この素晴らしいチャンスをとても大切に思っています!」

 ハニーズの他のメンバーのような本格的なダンス経験はさほど多くはないが、人前でのパフォーマンス力は折り紙付きだ。AKB48 Team TPのメンバーとして活動した経歴のある元アイドル。2019年大みそかの第70回NHK紅白歌合戦では、AKB48が海外姉妹グループのエースたちと“世界選抜”を結成して「恋するフォーチュンクッキー」を歌うという企画に抜擢されたほどの逸材だ。

 「以前はアイドルをやっていました。舞台でのパフォーマンスやファンとの交流がやっぱり好きだなと気づきました。みんなに楽しさと元気を届くことができるなら嬉しいです!それに、最近は台湾のチアカルチャーもとても人気です。自分も試してみたいなと思っています」

 台北にいた頃から野球には興味があったという。球場に足を運び、チアリーダーたちのリズムいいパフォーマンスに心を弾ませていた。台湾プロ野球の試合でパフォーマンスをしたハニーズメンバーの姿を目にしたこともあるという。エンターテイナーという軸を変えることなく、活動のフィールドが台北から福岡へ、ステージからPayPayドームに移り変わる。専属の通訳がつくことはなく、自ら日本語を学び、ファンの認知度を高めていく。

 グラウンドでは小久保裕紀新監督を迎えて4年ぶりのリーグ優勝、日本一奪還を目指すソフトバンク。スポーツビジネスの側面では、本拠地PayPayドームの横にエンターテイメント施設「BOSS E・ZO FUKUOKA」(ボス イーゾ フクオカ)を2020年に開業させるなどの新機軸を打ち出し続けている。球場での演出全般を担当するマーケティング本部マーケティング企画部の部長、稲永大毅さんは「私たちとしても、球団やPayPayドーム、イーゾなどを台湾の方々に知ってもらうための機会にしたい」と球団初となる”新戦力”に期待している。

<次のページ>「本当に来るかはよく分からなくて…」

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