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情報化社会だからこそ大事な「読解力」

今は、インターネットが普及し誰もがスマートフォンを手に持ってすぐに情報にアクセスできる時代になった。
現代人が1日で触れている情報量は江戸時代の人のが1年で触れる情報量だとも言われている。

それだけ多くの情報があふれている現在、人はどうやって生きていけばよいのだろうか。


戦国武将は自分が得た情報の取り扱いを間違うと、即座に自分の命が危機にさらされていた。
現代社会では情報の取り扱いを間違えたからと言って、命の危機にまではならない。


現代社会では多くの情報が得られるために、その情報が正しいのかどうかの判断し、自分にとって必要なのかを即時に判断する「情報リテラシー」がとても大切な時代になってきた。


主語を大きく語るつもりはない。
中学受験という限られた環境についてだけ語るつもりでいる。


首都圏で中学受験に挑むのは5万人ほど。
その5万人が350校ほどの中学に入学していく。
首都圏の中学受験生の20%もの児童が埼玉県の「栄東中学」を受験している。そう考えると、この世界は決して広くは無いことが想像できる。
350もの学校から自分にあった学校を適切に見つけられるかどうかは、保護者の情報リテラシーに委ねられている。
「新規開校」や「女子校(男子校)からの校名変更&リニューアル」などがあると、その情報は受験生の保護者に広く知れ渡る。
いろいろな学校が塾の塾内報に広告を載せるなどして必死に受験生を集めている。
そんなところに、「校名変更」や「女子校(男子校)からの校名変更&リニューアル」をすると、ニュースとして生徒に広報してもらえる。瀕死の学校からしてみると起死回生の手段なのだ。

保護者が判断することは何か。
その新しい学校がやろうとしていることは、本当にその学校でないと体験できないことなのか。やろうとしていることは机上の空論ではないのか。などがある。
学校側は出せる範囲の情報を提供してくる。自分が求めている事ずばりの情報が出てくるとは限らない。
出てきた情報をしっかり読み込み、理解し判断する必要があるのだ。
まさに、読解力。


旧ツイッター(現X)にリプライをつけてくる人の中には、こちらが書いていることを全く理解していない人もいる。
わずか140字。たったそれだけなのに、意味を理解できていないということは本当に読解力が無い。

情報にアクセスできるかどうかが情報勝者になれるかどうかの一つの要素だ。
そしてそれ以上に大事なのが、アクセスした情報の内容を理解できる読解力があるかどうかだ。

誰でもすぐに情報にアクセスできる情報化社会が来たことで、これまで以上に読解力によりいろいろな事に差が付きやすくなっているのではないだろうか。

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