┣ ラーメン
2024年04月29日
護国寺「MENSHO」挽きたて小麦麺ともち餅麺の弍色つけ麺
背筋が伸びる完成度
挽きたて小麦麺ともち餅麺の弍色つけ麺(1650円)
2016年12月23日オープン。
ラーメン界のカリスマ、庄野智治さんが手掛けるMENSHOグループの本店。
ちなみに創業は市ヶ谷「麺や庄の」が一番目なのだが、
ここ護国寺店は客席から見える形で巨大な製麺施設があり
グループ店の製麺もここで行っている。
なので本店的な立ち位置はここ護国寺店。
他にも支店は新宿や渋谷に存在するが
サンフランシスコ、バンコク、ニューデリー、上海 、メルボルンと
海外進出を果たしており、まさに世界を代表するラーメン店と言える。
そんなレジェンド店に初訪問し、なにかと話題になるつけ麺を。
ちなみに大盛りはメニューになし。
綺麗な器がぴしっと配膳され、また各々から上品な香りがふわり。
別皿にはA5ランクの和牛もあって到着した瞬間、思わずしゃんと背筋が伸びる。
つけ汁はさらさらな淡麗塩系。
よくある鶏油でガツン!とさせるタイプとは異なり、
鶏成分はスープ自体に溶け込んでおり
そこに煮干し系と青海苔の香ばしさや旨味が入り
香りとコクに特化したスープ。
鶏の支えは外せないものの、磯系の香りがとても芳醇で
美味すぎる海、みたいな表現が出てくる。
麺は特性が異なる麺が2種。
褐色で蕎麦のような見た目の細麺は石臼で挽きたての全粒粉小麦麺。
挽きたてのためコシは弱めで、ザラリとした啜り心地に濃ゆい小麦、もみ殻の香りが素敵。
もう一方の太麺は流行りの小麦、もち姫を使ったもっちり食感特化系。
麺側に設置された小皿の上には塩と粉醤油。
細麺には塩、太麺には粉醤油の組み合わせが個人的に好み。
別皿のトッピングは手前から
吊るし焼き豚肩ロース、九条ネギと木材メンマ、山葵付きのA5和牛ザブトン。
これ2000円以下で良いんですか?な内容にビビりまくる。
最後にはアラレが入った締めのご飯がもらえる。
磯系豊かなスープをかけると
アラレ特有の香ばしさが広がり和が強調された塩雑炊に。
最初から最後まで味の驚きがあり、高級料亭に出されてもおかしくなく
流石カリスマ、レジェンドな内容。
■最寄り駅 : 護国寺駅
■住所 : 〒112-0013 東京都文京区音羽1丁目17-16
■営業時間 : 11:00~20:40
■定休日 : 月
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2023年10月02日
水道橋「CoCo壱番屋」手仕込みとんかつ カレーらーめん + ハーフチーズ
カレーはすべてを赦す
手仕込みとんかつ カレーらーめん(1308円)
ハーフチーズ(121円)
大手カレーチェーン「CoCo壱番屋」。
しかしカレーラーメンというメニューは、限定店舗のみの提供で
ここ水道橋店は、カレーラーメンの提供ある店舗のうちの1つ。
用事のついでに物珍しさで来店。
オンザとんかつにチーズ追加で注文。
人参や玉ネギなどのカレー定番の具はないが
ほうれん草やもやしが入っており、その上にとんかつがドーン。
見た目通り汁気が多く、ラーメン寄りの見た目。
カレー屋なので、カレーメインのドロっとしたやつを
イメージしていたので若干肩透かしを食らう。
スープはかなりシャバめ。
CoCo壱のカレー味なのだが、スープで嵩が増したせいか
スパイス感が軽減されている。
ラーメン屋ではなくCoCo壱を選択したのだから
もっとカレーに寄せて粘度高めたほうが満足度ある印象。
カツはカレーでも定番の安心安定なやつ。
先述の通り汁気が多いのだが、衣はしっかりとついており
最後まで安心してカツという概念を崩さずにいてくれる。
汁気によって薄まったにも関わらず、カレーより主張してこない偉い子。
麺は中太ストレート麺。
ソフトでつるりとした食感の麺で、そこまでスープとの絡みはなし。
やっぱりカレー屋としての強みを全面に押し出したほうが
絶対美味いのにな、と惜しい感じがしてならない。
■最寄り駅 : 水道橋
■住所 : 〒112-0004 東京都文京区後楽1丁目1-15 梅澤ビル 1F
■営業時間 : 11:00~22:00
■定休日 : なし
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