バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

WカードEX02 FO/13

WカードEX02 FO13
 
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13
 
 「リチャージ!」
 「リチャージ!」
 「リチャァ~ジ!」
 「ドロー!」
 「ドロー!」
 「ドロォ~!」
 「セット!」
 「セット!」
 「セットォ~!」
 「オープン!」
 「オープン!」
 「オォ~プン!」
 「ジプシェリー!」
 「ダブモンNo.113、海月の放浪踊銃士、ジプシェリー」
 床の方から盛大な水をはねて縦ロール持つクラゲが飛び出して来る!
 左右で幾多の触手をまとめ縦にロールさせた感じで端が水色の上が丸く膨らんだ透明な帽子をかぶっているようで、
 顔と目の様に下の方にわだかまる闇と二つの縦長黄色光点が存在している
 「キット・オブ・ニンジャ!!」
 少年の前に煙が現れたと思ったらその煙の中から忍者のようなものが現れる!
 サイズは手のひらに乗るようなもので、寸胴な体型に頭には濃い紫の頭巾に忍の文字が打ち付けられた蜂金があり、
 紫の布を口元に着けており、顔は紫色の目だけ出すようになっており、手の甲と足の甲に金属の板があり、背中に刀を背負っていて、
 体に濃紫の忍者装束を着け、足には草履のような意図が施されている
 「ギャラクシー・ネイビーホロウシャーク・アザー」
 怪物の前の床より水中から飛び出すように現れたのは濃紺の体の鮫のような存在、
 ただし、思い切り槍のような物でその額から腹に体が貫通されている・・・
 「俺は『ジプシェリーのコストに氷の鋭装 エレメンタルパワー、熱の鋭装 エレメンタルパワー、影の鋭装 エレメンタルパワーを指定し、発動!この効果により、ジプシェリーのパワーを1500上げる!!』」
 「『外銀河壊侵 ~こちらの銀河と接触し続けし時~、外銀河削壊 ~こちらの銀河と接触し削り行く時~、外銀河削発 ~こちらの銀河と接触し星々が散らばり行く時~をギャラクシー・ネイビーホロウシャーク・アザーのコストに指定・・・』」
 「1番戦闘!!」
 「1番戦闘!!」
 「1番戦とぉ~う!!」
 ギャラクシー・レイフブレイドー・アザーが拳を握って戦いの構えをし体に力込め全身から全方位に刃物を伸ばす!
 「『マルチエレメンタルパワー!ジプシェリーのパワーを600上げる!!』」
 「『バトルマシンズブースト!キット・オブ・ニンジャのパワーを600上げる!!』」
 「『外銀河侵略 ~こちらの銀河と接触する時~でバトルマシンズブーストを相殺だ』」
 しかし、キット・オブ・ニンジャは伸ばされこちらに来た刃物の上に飛び乗り、ジプシェリーはその身体を複雑に変形させ刃物同士の隙間に入り込む!
 その体制でジプシェリーは左右の触手をギャラクシー・レイフブレイドー・アザーに向け水弾を発射!
 ギャラクシー・レイフブレイドー・アザーは対抗し、自身を回転させジプシェリーとキット・オブ・ニンジャごと回転し水弾に刃物を回しあてることでかき消す!
「『バトルマシンズ キット・オブ・ニンジャの効果でギャラクシー・レイフブレイドー・アザーをトラッシュに!』」
「『ギャラクシー・レイフブレイドー・アザーの効果で相殺』」
「『でも、バトルマシンズフルブーストでバトルマシンズ キット・オブ・ニンジャのパワーを1200上げてパワー逆転!!コストにはバトルマシンズ カーディン カーモードを指定!!』」
 が、そこでキット・オブ・ニンジャがギャラクシー・レイフブレイドー・アザーに走り込み、
 背の刀を抜き一撃斬り裂く!!
 ギャラクシー・レイフブレイドー・アザーの動きが止まり、
 そこにジプシェリーの水弾の連打!
 続けてキット・オブ・ニンジャの刀を振るいまくる滅多切りが決まり、
 ギャラクシー・レイフブレイドー・アザーが爆発!消滅する・・・
 「『外銀河発離 ~こちらの銀河と接触し星々が散らばった後~を発動し3番戦闘を指定!』さらに2番戦とぉ~う!!」
 ギャラクシー・フェイスアーム・アザーが跳躍し殴り掛かってくる!?
 「はいはい」
 「ぬうん!」
 カーディンが両腕を交差させて前に出て、
 そのすぐ前にフリィジアが氷のバリアを貼る!
 若干丸みを帯びたその分厚い氷がギャラクシー・フェイスアーム・アザーの拳の威力を減じながらも
 氷のバリアを突破してきた分をカーディンが受け止める!
 「ぐっ!」
 しかし、その衝撃はすさまじく発生した衝撃波を受ける!!
 「だけど、3番戦闘!!」
 「3番戦闘!!」
 双歩く共に宣言、
 ギャラクシー・ネイビーホロウシャーク・アザーが地面に潜り、
 ツインオーバレットとイグリードに向かって泳いでいく!!
 ツインオーバレットが地に撃ち、イグリードが右手に発生させた炎を投げるも、
 それらは地を少し焦がしたのみ、
 「『なら、バトルマシンズ ツインオーバレットの効果を発動しギャラクシー・ネイビーホロウシャーク・アザーのパワーを1000下げる!』」
 「『こっちはマルチプルエレメンタルパワーだ!イグリードのパワーを1200上げる!!』」
 「『だが、マルチプルエレメンタルパワーの効果は外銀河発離 ~こちらの銀河と接触し星々が散らばった後~で相殺される!』」
 「『バトルマシンズブースト Vo!これはプログレッシブだ!リサイクル対象じゃ相殺されない!!』」
 プ、プログレッシブ!?なんだそりゃ!?言葉の響きと状況から見ればプログレスのリサイクル版みたいだけど!?そんなのあるのか!?
 「『だが、ギャラクシー・ネイビーホロウシャーク・アザー自身の効果で相殺』」
 「『バトルマシンズブースト Voには相殺効果がある!ツインオーバレットのパワーを300上げる!!』」
 「しかし、それでは届くまい・・・」
 「『ジプシェリー!の効果!ギャラクシー・ネイビーホロウシャーク・アザーのパワーを500下げる!』」
 「無駄なあがきだ!!」
 泳ぎ回るギャラクシー・ネイビーホロウシャーク・アザーにツインオーバレット、イグリード、ジプシェリーの弾幕が注がれる!!
 しかし、それでは地を焦がし傷つけるのみ・・・
 「これならどうだぁ!!」
 とイグリードが掲げた両腕の先に大きな火球が生成され、
 それが地面に思い切り叩きつけられる!
 それはギャラクシー・ネイビーホロウシャーク・アザーにぶつかりはしなかったものの、
 その衝撃からギャラクシー・ネイビーホロウシャーク・アザーが突如飛び出し、
 そこにツインオーバレットとジプシェリーが弾丸と水弾の連打!!
 ギャラクシー・ネイビーホロウシャーク・アザーが穴だらけに
 「無駄だと言っている!!」
 と、ギャラクシー・ネイビーホロウシャーク・アザーの穴に背景より銀河が注がれ星空で埋まる!
 な・・・・!?
 「『外銀河発離 ~こちらの銀河と接触し星々が散らばった後~での効果により、ギャラクシー・ネイビーホロウシャーク・アザーのパワーは戦闘前終了時に元に戻る!』」
 その次の瞬間、ギャラクシー・ネイビーホロウシャーク・アザーは宙を泳ぎ飛び一気にツインオーバレットとイグリードに接近!
 撃ち込まれる攻撃を全て銀河で埋めきり、
 ツインオーバレットに頭から噛みつき食いちぎりツインオーバレットは爆発!消滅し、
 食いちぎった破片をイグリードに投げつけ
 「なっ!?」
 イグリードが右腕で破片を弾くとその陰から一気に近づいてきており、
 一気にイグリードを口の中に入れ、幾度か咀嚼した後、
 こっちに吐き出し放射線を描いて飛んで来る
 「キャッチ!」
 「ぐおっ!」
 イグリードを鼓動が両腕で受け止める
 「おのれ・・・俺を食い物にするなど・・・」
 「まぁまぁ・・・」
 鼓動が両腕に抱いた悔しさに顔を歪ませ歯ぎしりする仰向けのイグリードをなだめつつも後ろに向いて退避、
 とりあえず・・・
 「ターンエンド!」
 「ターンエンド!」
 「タァ~ンエンドォ~!」
 段々と不穏になって来たな・・・行けるか・・・!?
 

 
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