アニマリベラ：森の中に分け入るような不思議な隠れ家レストラン
2020年 02月 22日
不思議な世界観のレストランに行ってきました。
場所は恵比寿です。
「アニマリベラ」
イタリア語で「自由な魂」みたいな意味のようで、
歌があるらしいですね。
恵比寿駅東口から、それなりに歩きます。
そろそろかな～、あ目印のローソンあった！
場所はここだよね、いいんだよね？と確認したくなります。
道に面して、メニューは出ているのですが
お店の名前はまるで個人宅の表札ぐらいの大きさ。
大きな丸い木製のテーブル様のものが置いてある右側に
やはり木製の大きなドア。
恐る恐るドアから入ると、
天井から大きなドライフラワー、
下っていく階段の壁はニッチがたくさんあって
その中に多肉植物やら水牛の頭蓋骨やら…
とっても不思議な雰囲気です。
いいんだよね、ここ降りて、と不安になりながらも
どんどん階段を下りていきます。
この階段、少々暗くて
おばさんの足元はちょっと不安。
下りきったところでドアが開き明るい店内がみえ
ホッとしたワタクシでございます。
入って左手のゴージャスなソファ席に落ち着いたのですが
右手に広がる広い空間、気になります！
というわけで店内ツアーをさせていただきました。
右手の広い空間は上の階まで吹き抜けになっていて、
吹き抜けエリアを囲むように席が作られています。
二人きりの席とか、少人数の席とか、
半分個室の席があります。
どの席もソファやクッションがあり
ちょっとエスニックな、中近東っぽい雰囲気。
階段を上ると秘密基地的な黒いソファの席です。
ここへの階段壁もたくさんの装飾品で飾られています。
別のルートから（！）上の階に行くと
防音設備のあるお部屋が2部屋。
大人数用と中人数用と。
カラオケもあり、DVDを見ることもできるそうです。
まるでアミューズメントパークのような雰囲気の
すごく楽しいインテリア。
装飾品はトルコから輸入しているそうです。
そうか、雰囲気はトルコ風なのね～！
これは楽しい。
グループでパーティにぴったりです！
トイレも行ってみました。
壁の色、ドアの色が素敵な配色です。
そして鏡もアンティーク風。
と、散々楽しんでハタと思い出した、
レストランでした。
ご飯食べに来たのでした（笑）
ソファ席の横はワインがたくさん並んでいて、
ワインにも力を入れているイタリアンレストランです。
シェフはパティシエでもあるので
スイーツもおすすめですよ、とのこと。
そこまで計算に入れて注文しなくちゃ！
というわけで、今日のメニュー。
前菜３種盛り
アニマリベラ具沢山シーザーサラダ：ハーフで
松の実ジェノベーゼ：パスタ
オマールエビのアクアパッツァ+リゾット
デザート
まずは飲み物。
シングルミクスチャーというのが気になり、
友達は疲労回復効果のあるハイビスカスジントニック
私はデトックス効果の高いジェニパーベリージントニック。
ハイビスカスは色がきれいですね～。
アルコールは少なめにしてもらいました。
＜前菜３種盛り＞
北海タコ燻製とズッキーニのピリ辛マリネ、
旬野菜の自家製カポナータ、
野菜のピクルス、の３種です。
タコの燻製は、残念ながらニンニク風味だったので
私は遠慮しました。
その代わりカンポナータ、ピクルスはしっかりいただきましたよん。
ピクルスにちいさなちいさな玉ねぎが入っていてかわいいこと。
酸味が強すぎず、箸休め代わりにとてもいいピクルスです。
＜アニマリベラ具沢山シーザーサラダ＞
ハーフでお願いしても結構な量がありました！
温泉卵としっかりした生ハムがのって
チーズもふんだんに振りかけられたボリュームあるサラダです。
おいしいサラダをもりもり頂いちゃいました。
＜松の実ジェノベーゼ＞
パスタは生パスタです。
それもただの生パスタじゃないです。
浅草開花楼の低加水麺だそうです。
低加水麺というのは、通常の生パスタよりもかなり低い水分率で作る
特殊な製法だそうです。
たしかに、もちもちで柔らかい、とってもおいしいパスタでした。
松の実もゴロゴロ（といっていいほど）たくさん入っていて
すご～くおいしいパスタでした。
＜オマールエビのアクアパッツァ＞
最後に残ったスープをリゾットにしてもらえるとのことで
それもお願いしました。
じゃん！
大きなオマールエビがど～んと入っています。
ぷりっぷりのムール貝もたくさん。
アツアツのお鍋で席までやってきまして、
写真の通り、レンズが曇るほど（笑）
オマールエビは身を取りやすくしてくれてあって、
思い残すことなく、しっかりいただけました。
そしてリゾット。
一人ずつお皿に入れてくださいました。
ローズマリーが添えてあるだけなのに
香りが立っていました。
チーズがふんだんに入っているのか、
私にはちょっと味が濃くて
半分でリタイア。
友達がぺろりとたべてくれました～。
さぁて、期待のデザートです。
メニューを見ると
「秋限定」の文字。
あれ？今何月だっけ、２月です、はい。
さすがに年が変わってもまだ秋限定はちょっとナニかも。。。
といいつつ友達は
＜秋限定 栗のティラミス＞
お皿にティラミス、周りに栗なのですが、
お皿を含めて色味が似てしまって
見た目がちょっと残念です。
磁器のお皿にでも入れたほうが映えるかな～。
お味は、甘すぎずすごくおいしいティラミスだったそうです。
私のチョイスは
＜懐かしの昭和レトロぷりん＞
むふふ、またしてもプリン。
なんと、銀の足つきデザート皿に乗ってきました！
昭和の雰囲気、これね。
プリンはちょっと色の濃いタイプ。
上にほんわりと生クリーム、ベリーがひとつ。
これ、おいしい、おいしい～！
かなりレベルの高いスイーツです。
最初にご案内いただいたとおり、
ほんとにおいしい。
プリンのほうは見栄えもとってもよくて花丸！
カフェラテとオーガニックティーを合わせていただいて、
おなかいっぱいになって帰途に。
駅までの少々ある道のりも、
満腹をこなすにはちょっと足りないかも。
なんといってもとっても楽しいレストランでした。
知る人ぞ知る、という感じで
道を歩いていて、じゃ、ここにはいろうかとは絶対ならない
大人の隠れ家的存在のレストランでした。
いや～、楽しかったしおいしかった。
ごちそうさまでした～。
by oisii_0-0
| 2020-02-22 08:17
| イタリアン・フレンチなど
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