手前味噌普及協会会長です(笑)
毎年作っている味噌です。
ここ数年は「教えて~」という方と一緒に作ったりしていましたが
コロナ禍の昨年、今年はイベントにはせず
各自ご自宅で作っていただいています。
毎度うちからできたものをもっていくだけのムスメが
自分でも作りたいと言ってきて、
今年は伝授しました。
私の味噌作りは
私の父の母、つまり父方の祖母からの伝承です。
まずは材料。
大豆、麹、塩、それに米です。
大豆、麹、塩はムスメに自分で買うように指示しました。
初めて乾燥した豆をゆでたムスメ、
驚きの連続だったようです。
こんなに水を吸うんだ、
こんなに増えるんだ、
茹でるのにこんなに時間がかかるんだ!
そうなのよ~、でも自分で茹でたほうがおいしいわよ~。
まずは麹をほろほろに崩し塩と混ぜます。
次に人肌に覚ましたご飯をまぜます。
(ご飯は私が炊いておいてあげました)
そして大豆をフードプロセッサーで細かくし、
これもまぜます。
ムスメは茹でた大豆をしっかり水切りしてもってきてしまったので
ちょっと固い味噌になりそうです。
これをソフトボールぐらいに丸めていきます。
手前は私が丸めたもの、
向こう側はムスメが。
ちょっと小さいしスピード遅いし
私が倍量丸めましたな。
それを琺瑯の保存容器にぎっちりつめて
1段ずつつぶして、間の空気を抜いて
ぎゅうぎゅうにしていきます。
表面に軽く塩(分量外)を振ってラップをして
ふたをしたら終了。
この間、1時間ぐらい。
豆を煮る手間はありますが
1時間ほどの手間で1年間お味噌に不自由しません。
梅雨が明けたころにふたを開けます。
途中で天地替えとかしません。
ムスメいわく、やっぱりお味噌はこの味でないと
ということらしいです。
うちの味噌はご飯を入れることで麹を増やしているんだと思います。
なので柔らかなまろやかな味噌ができます。
作ってみたい方、詳しい材料等知りたい方、
いらっしゃいましたらご連絡お待ちしています。
手前味噌普及協会会長より~(笑)