ここ半月ほど、鳥見の人たちの間で話題になっている鳥がいます。
レンジャクという鳥です。中国から来る渡り鳥ですが、年によってと渡来数の増減が極端なようで、今年は2月末くらいから急に姿があちこちで見られるようなってるそうす。完全に出遅れていますが、年始に訪れたさいたまの秋ヶ瀬公園へ行ってみました。
レンジャクの仲間では、ヒレンジャクとキレンジャクというのが日本では見られるようで、図鑑の絵はこんな感じ。跳ね上がった冠羽、黒い眼を通る線(眼過線)といい、ちょっと独特な風貌ですよね。
冬は木の実を食べるそうで、特に宿木(やどりぎ)に集まるとのこと。
宿木は名前の通り、樹木の上の方に丸く鳥の巣ような形状で寄生する植物です。
(西洋のクリスマスでは、ヤドリギも飾る木のひとつ、日本はヒイラギですが)
冬枯れした木の上に、丸っこい緑があるので見つけやすいのですが、朝8時到着時、宿木は多いエリアに向かいますが、レンジャクさんは影も形もありません😯
今週は気温が20℃に達する日もあって、もういなくなった、という可能性も。
気を取り直して、辺りを見渡していると、まっすぐ伸びた樹の上の方に、黒っぽい影。
大きなタカです、飛び立つ様子もなく、好きなだけシャッターは押せます😆
こちらに首を向けた瞬間も捉えられました。
目の上、太くて白い眉斑はオオタカでしょうか。
ハイタカかもしれませんが、お腹側が見えなくてよくわかりません。
それにしても、一枚一枚りっぱな羽ですね。
レンジャクはいませんが、幸先よいスタートです。
せっかくの秋ヶ瀬公園です。他の鳥を探します。
藪の中で、後姿を見せているのは、、、
葉っぱ越しですが、顔が見えました。やはりホオジロみたいです。
宿木のある広場から森をぬけて西へ行くと、いわゆる鳥の水飲み場があります。
カメラマンさん達が5、6人集まっています。それをものともせず、水を飲むのは・・・
あざやかなオレンジ、頭部が早くも黒くなっているのは、和名(花鶏)の通り花の傍にとまった、アトリのオスですね。
ちょっと色の薄いこの子がメスでしょう...
水飲み場のすぐ傍の枝には、何羽か小鳥が止まっています。四羽写っています。
上から2番目、4番目はアトリのメス、3番目がオスみたいです。
でも一番上のは、、、メスみたいですが、なんかこの子は色が薄い。
カメラマンさんが増える一方なので、退散。
見かけた鳥たちは・・・・
ようやく普通に見かけるようになったツグミ。
草原で餌を探すキジバト。
例によって、木陰でガサゴソやってるのはシロハラ。
今回は長くなってきたので、ここまでです。
次回は、あきらめかけていたあの子が現れます。
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