友達をやめる時 inOpen
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722: 名無しさん@おーぷん 2014/10/10(金)03:20:55 ID:31g0QDSeN
友達の本音を聞いて関係を切りました。

友達は同じ職場の同期で、
誰に対してもいいことしか言わない人でした。
私はそんな八方美人な友人が嫌いでした。
いいことしか言わないから、
皆の相談相手になって好かれていたんです。
そんな誰にでもいい顔をする友達が、無責任だと思っていまし、
AさんがBさんの悪口をこっぴどく言ったりしていたのに
平気な顔でBさんと話したりBさんの相談に乗ったりしているのが
女独特の集団心理の時に似ていて気持ち悪かったんです。
よく3人仲良く会話しているのに、内1人が席を外した途端、
その人の悪口を言い出す、みたいな、それを見たときの感情です。

ただ友達はとても口が固く、あまり喋らない人でした。
私自身そんな彼女を体よくストレスのはけ口にしていました。
私は職場で大嫌いな上司がいました。
いつもマズイお菓子を作ってきて押し付けて感想を求めたり、
自分の失敗を私のせいにしてきたり、
挙句ストレスのはけ口に八つ当たりをしてきたり。
私はその不満を友達に話しました。友達は

「良かれと思って作ってきてるんだろうね、悪気はないんだよ」
「自分も同じ失敗しないように、
 勉強だと思って助けてあげたらどうかな?」
「きっとあなたの器が大きいから、ついつい八つ当りしちゃうんだね」

いつも通り、いいことしか言いませんでした。
そんなある時、私の嫌いな上司が昼休みに
友達に愚痴を吐いているところに出くわしました。
それも私の悪口でした。
私は気がついたら息を殺して聞き耳を立てていました。
上司が私のことが使えない、役立たず、
気も利かないと散々罵っていました。
私は胃がキリキリ痛むのを感じていました。
友人は相槌を打っているだけでしたが、ふと口を開きました。

「この前、友達ちゃんが休日出勤してたの知ってますか?
 自分の仕事じゃないのに、担当の人が大変だからって、
 かわりに頑張ってたんです」

それは上司が私に押し付けた仕事でした。

「本当なら、いやならやらなくても良かったんです。
 それでも誰かのためになるならって頑張ってました。」
「それに友達ちゃん、
 頑張ってダイエットして今現状維持に努めてるんです。
 でも上司さんが作ってきてくれたお菓子だから、
 その気持大切にしながらいつもニコニコ笑顔で食べてるんです。」

ダイエットはしたけど、そんな愚痴いったの2年も前、
そんなことまで覚えてくれてたことに驚きました。

「友達ちゃんは、わかりにくいだけで、
 とっても頑張れるし気遣いもしてくれる人ですよ」

私はポロポロと涙を流していました。
こんな私がストレスのはけ口に彼女を利用してはいけない。
彼女はこんなにも私のことを気遣ってくれたのに、
私は彼女といると嫉妬心に狩られてしまう、
彼女にまたあたってしまう。
そう気づいてからは、彼女との友好関係を切りました。
彼女は突然距離を置いた私に何も言ってきませんでした。

決心してから数ヶ月がたった頃、
また彼女が食堂で女性たちに囲まれて
色々話し相手になっているところに出くわしました。
私は彼女たちの死角になる、少し離れた場所に座りました。
時折会話が聞こえてきましたが、
私の名前が出て思わず耳を傾けました。

「そういえば友達ちゃん、最近全然あなたに関わってきてないわね」

「そうですね、以前はたまにお話聞いてたんですけど、
 きっと聞いて欲しいお話がなくなるくらい、
 今が充実してるんですよ」

また思わず涙が溢れてしまいました。
私がこんな嫉妬深い人間でなければ、きっと彼女と自分を比べて
自己嫌悪に陥ったり嫉妬心に狂うこともなかったのにと
そんな後悔が祟る一方、こんな醜い姿を見せる前に
引き下がれて良かったとも思います。

723: 名無しさん@おーぷん 2014/10/12(日)10:51:41 ID:J7CYmk5JM
>>722みたいな人も素敵だな。
自分の誤解だって気付いて、
素直に謝って再度仲良くなることも出来たのに、
自身の気持ちを考えて、嫉妬しないために離れたんでしょ、
凄いわ。

自分は昔から仲良かった子が、
私のいるときだけ恋愛話しかしないことに気付いて会うのやめた。
私が彼氏いないこと知ってて、話すことないでしょ?
じゃあ黙っててね~っていう合図だとわかったから。
(恋愛以外の話すると、その子がノッてこないから気付いた。)
人数合わせだったんだな~。
10年以上の付き合いだったから、寂しいな。