そこにはみかんや八朔の木もうわってる。
元々の持ち主は家族や子ども夫婦誰も
野菜なんかを食べなかったそうで、
木は放置気味であまりなりが良くなかった。
それでも食べ切れない程なので
周りの人に持っていっていいよと伝えていた。

その貰っていた人たちが、
じっちゃんが手入れしだしたみかんや八朔までももいでいく
じっちゃんは

「正式にそれらを受け継いでいるので
　所有権はじっちゃんのもの
　周りにも手伝いもしないならもいでいくな」

と伝えた。
するとじっちゃんが居ない間に盗んでいく
じっちゃんが怒って、まだもぐのには早い実ももいで
外で日に当てて干してたんだけど、今度はその干してる実も
鳥よけの網をよけて持っていくようになった。
しびれを切らしたじっちゃんが
実を全部家に持ち帰って並べてたので
一時期家の中がみかんと八朔で埋まったw

そしたらなんと枝を切り取られてしまったらしい
怒り心頭のじっちゃん、みかんと八朔の木を切り倒すと憤っている
みかんも八朔も畑の奥の方に植わっているので、
盗みに来る人が道中に植わってるものも
踏みつけたりするみたいで、
本当に許せなくなったそうだ。

じっちゃんは虫取りや雑草狩りを手伝ってくれさえすればいい
と言っていたのに、
結局三年間様子見して一度も手伝いに来なかった。
せめて肥料代の一部でも請け負ってくれたら
その何倍ものリターンが堂々と受け取れたのに、
馬鹿だなぁと思う

普通に盗人だな
見つかったり捕まったら先代の持ち主に許可もらってた、
権利があるって主張するずうずうしいタイプの