祖父、なかなかの額の遺産を残してるようで。
大部分は祖父のものではなく、内縁関係にあった女性が数年前に亡くなり、
彼女から相続したものだったらしい。
法定通りにいけば半分が祖母であとの半分を母兄弟で分けるという話なんだけど、
ここで出てきたのが内縁妻の孫って人。
内縁妻が亡くなった時、遺言書によって遺産は祖父に3分の2、娘に3分の1にしたらしい。
祖父の老後の資金に、という話だったんだけどピンピンころりで大して減らず。
内縁妻の孫であるA子さんは
｢これはそもそも自分の祖母のお金で、母(内縁妻の娘)にも権利がある。全部貰ってもいいくらいだ｣と。
対する母は｢私も母(祖母)も、父(祖父)には散々苦労させられてきた。これはその迷惑料。
そもそも遺言も書かないということは父とてそのつもりでは？｣
と一歩も引かない。
｢母はそもそも籍が入ってないことすら知らなかった！｣
｢結婚するとき本籍だって取り寄せるんだから知らないなんて嘘か相当抜けてるのね！｣
｢祖父をずっと支えて世話してきたのは私たち！私たちが本当の家族！｣
｢とはいえ、籍が入ってたところで認知するなり養子縁組してなきゃ
どっちにしろ母親もアナタも相続対象じゃないけど｣
と白熱した戦いを3時間程。
埒が明かないので弁護士入れてる。
今は祖母や母達の希望で、
A子さんとA子さん母に祖父がそちらへ行くことになった経緯を時系列で聞いてるらしい。
けど当事者である祖父と内縁のお母さんが亡くなってるからどれだけの事が明らかになるかは不明。
ここからは弁護士先生の見通しだけど、
一応DNA鑑定をしたところ、A子さん母と祖父は血が繋がって無いらしく、その線で遺留分の請求は無い、
50年も別居していれば、家庭裁判所に離婚を申し立てればいつでも離婚出来たはずで、
それをしなかったということで祖父には離婚意思は無かったのではと。
婚姻費用や養育費、不倫となれば慰謝料や祖母の精神的苦痛など考えると、
概ねこちらに有利に運ばせることは可能との事。

A子さんとしては、祖父に別の家庭があるなんて寝耳に水。
A子さん母としては再三お願いした(そんな事は無かったようだけど)のに離婚してくれず、
籍は入れられたろうと思っていた両親が亡くなるまで結局籍が入ってなかったこと、
そして自分の父親はどこの誰か分からずじまいでショックを受けてるらしい。
祖父、内縁妻ともありがちな苗字でたまたま同じ苗字だったことも、
ややこしくした一因だったみたい。

母兄弟の中でも、少しはあげても？って意見もあれば
他人の家庭壊しておいてけしからんびた一文やるな！という人も居て揉めてる。
お金ではなく気持ちの問題が大きく、特に祖母は遺骨も取り戻すつもりみたいで、
向こうには墓の場所すら教えるつもりも無いとか。
加害者である祖父と内縁妻が何の後片付けもしないで逝っちゃったもんだから、
被害者が大モメしてるこの状況に、祖父と内縁妻には本気で軽蔑する。

>>575
弁護士が介入している案件について詳しくこういうところに書いて大丈夫ですか…？

>>576
こういうところに書くんだからフェイク入れて書いてると思うけど