治療と仕事の両立ができなくて３２歳のころに退職するしかなかったのよ
そこから丸２年無職
まだ医者から就労許可はおりる見通しが立たない
この不安が羨ましいと言う人にわかる？よく気軽に羨ましいなんて言えるわねって思ってる
リーマン・ショックと震災で不景気な中、辛くて辛くて仕方ない就活を乗り越えて
就職できたのに、医者の「就労許可は出せません」の一言で収入源を失ったのよ
しかもコロナ禍真っ只中で夫の会社が倒産した矢先に
夫が懸命に再就職してる中、私は面会謝絶の病院で夫に会うこともできずに
ただただ医者の執刀に任せるしか無くて
こんな無力なことってある？私なんのために夫と結婚してるの？
生きてる価値ある？って自問自答繰り返し
いつまた元の生活に戻れるか分からない見通しの立たない状態のまま
日々過ごさなければならないのよ
今は障害年金おりることが確定したから自分の生活費くらいはなんとかなってるけど、
もしこの先40歳50歳過ぎで「就労許可出せます、働けるから障害年金打ち切りです」
なんてことになったら、
10年、20年無職だった女を一体どんな企業が雇ってくれるというのだろう
働きたいというと「仕事が好きなの？働いてることをステータスだと思いたいの？」
と聞いてくる人がいるけれど、そうじゃない
あなたは毎日呼吸してるけど呼吸が好きなの？
違うよね、生きるために必要だからしてるだけだよね
仕事だって同じだよ、生きるためにしなきゃならないんだよ
働けないってことは生きていけないってことだよ
いつの時代もどんな場所でも人は仕事がなかったら生きていけないんだよ
働きたい、働いて自分で自分の生きる糧を得たいよ